タイトル | 実は深いんです「源氏名」のお話 |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2016年05月26日 |
『実は深いんです「源氏名」のお話』 みなさんはお店の女の子の名前を「源氏名」と言うことをご存知でしょうか?「げんじな」と読みます。知っているようで意外と知らない源氏名について取り上げてみたいと思います。 【注】ご紹介している源氏名はあくまで例として取り上げており、実在する方とは何ら関係ありません。 [そもそもの由来は?] ルーツは古典の大作「源氏物語」にあります。主に登場人物にちなみ「初音」や「浮船」に「夕霧」「野分」・・・この辺は「艦これ」みたいですね 数多くの女性が出てくるため、これらの名前を使ったことに由来しているそうです。 [名前にパターンはあるの?] (1)下の名前だけ (2)姓だけ (3)姓名両方 のパターンがあります。現在圧倒的に多いのは(1)で、以下(3)(2)の順でしょうか。HP上では姓のみ書かれていても実際には姓名が設定されており、予約時に下の名前を言うことで本指名となるお店もあります。 [誰が付けるの?] お店の場合もあればご本人の希望という場合もあるようです。 お店の命名パターンに沿って名前が付けられますが、AVなどで既に知名度のある名前を持つ場合には命名パターンによらずその名前を使うことがあるようです。 この際に既に在籍している子の名前と紛らわしい名前は付けないことが多いです。例えば「みか」と「りか」は電話口で紛らわしいため片方が既に使われている場合はもう片方は使わない、といった具合です。また退店直後の名前も使わないことが多いです。 退店後しばらく経つと再利用されることもありますが、再利用中に先代が復帰した場合は先代の方が名前を変えることがルールのようです。この場合は「リサ(先代のぞみ)」といった形で区別できるように表記されることがあります。 [名前の付け方に特徴はあるの?] その時代の有名人や流行を反映しているようでなかなか興味深いです。 例えば1990年代後半は藤原紀香にちなんだ「紀香」、広末涼子にちなんだ「広末」が流行しましたし、2000年代前半は倉木麻衣にちなんだ「倉木」、愛内里菜にちなんだ「愛内」が流行、特に「愛内」はあっちの店にもこっちの店にも「愛内」がいるという大流行となりました。 その後キラキラネームの流行で「心愛(ここあ)」などが流行しましたが、フリガナを付けないと読みにくいなどの問題があって早いうちに廃れたようです。 [暗黙で使われない名前] 例えば吉原では「竹○代」「(某巨匠)」の名前は他店含め勝手に使わないのが暗黙の了解のようです。「竹○代」は過去何代か引き継がれていますね。また「(某巨匠)」は新撰組にちなんでいるようですね。 [付きそうで意外と付けられない名前って?] AKBや乃木坂などアイドルグループのメンバーの名前がその例でしょうか。指原莉乃にちなんだ「莉乃」は比較的見かけるものの、他のメンバーはそれほど見かけません。他のメンバーの知名度が高くないこともありますが、元々将来の卒業が前提になっていることも影響しているのかも知れませんね。 [今後流行しそうな命名パターンは?] 「少し珍し目の女性有名人の姓」+「印象のよさそうな平仮名の名前」のパターンです。 例えば「桐谷美玲」なら「桐谷こころ」、「志田未来」なら「志田あかり」といった感じでしょうか。特に清楚系の店や高級店向きかと思います。 元ネタとなる有名人のイメージを必要以上に引きずることがなく「似てない」というクレームが付きにくいですし、元ネタがスキャンダルを起こしてもダメージが少ない利点があります。もちろん所属事務所もそのものずばりではないためクレームを入れることができないそうです。 名前は平仮名3文字が間違えにくくバランスが良いようで、実在する有名人でも「満島ひかり」「石原さとみ」「井上あさひ」などの例があります。 意外と奥の深い源氏名について少し触れてみました。 | |
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