Judgment - INA69の風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

Ｏ女王様から突然来たメールは飲み会というか、
何人かの女王様と男性によるオフ会のようなお誘いでした。

ホテルの一室を借りて会費もそこまで高くなかったような
気がしますが、条件として皆が飲めたり、食べたり出来るような
ものを持参することとありました。

何だかセンスを問われているみたいです。

せっかくお誘いをいただいたということで普段自分では
飲まないワインとたまたま美味しそうだったイチゴを買って
のこのこと出かけて行きました。

少し遅れていったのですが、ホテルの一室にはＯ女王様と
同じく新宿のＳＭショーに出演されていた背も高く美人の
Ａ女王様とまだまだ若いＦ女王様（全て仮名）と男性陣が
8人ぐらいいたのかな。

まだ女王様たちは私服でソファに座れるのは3人の女王様のみで
男性陣はもちろん床に座るという上下関係です。
しかしながら、その場は緊張感や淫靡な空間ではなく
どちらかというと和気藹々とした感じでした。

まあ、オフ会ですからね。

女王様の飲み物などのお酌は当然男性陣のお仕事でしたけどｗ

せっかくの機会ということもあってか女王様はお1人ずつ、
その場を離れ、奥の部屋でカッコイイボンデージ衣装に
着替えてくれて、何となく笑いながら簡単なＳＭプレイ
みたいなものが始まりました。

とはいえ、男性陣が椅子になったり。（分かります？ｗ）
上半身だけ脱いで軽く責められたりという程度です。

何せ普通のホテルの一室ですからねｗ


私は何となくＡ女王様とお話していたのですが、
男性3人で囲んで話している中、お酒も少し入り、
ＳＭプレイとは関係ない部分では本当はＭなんでは
ないかという話で盛り上がります。

最初の内は「そんなことないわよ。」という感じだったのですが、
まだ若かった私は、「いや、絶対本性はドＭだよ。」と
言ってしまったのです。

その一言でハッキリとＡ女王様の目の色が変わって
しまったのが判ったのです。

内心では
「いかん、調子に乗りすぎてしまった。」
「これでは今の彼女を否定してしまったことになる。」

「違うって言ってるだろ。」完全に声のトーンも変わりました。

ここから本気のお仕置きが始まってしまったのです。
隣の部屋ではお二人の女王様と他の男性陣が笑い声も
出しながらのＳＭプレイをしていたのにこちらは完全に
空気が凍ってしまった感じです。

もちろん当時の彼女の本当の心の内は判りません。
本当に怒りだけなら、殴る・蹴るの暴力になったかも知れません。

しかし彼女は私の顔を少しお酒で赤くなった顔で睨みつけて
からヘッドロックで締め付けてきます。

このときが私の本当の趣向が分かった瞬間でした。

締め付けられているにも関わらず、

これなら本気出さなくてもすぐに抜けられるけど、
このまま受けていないと失礼だよな。
やり返すなんてとんでもない行為だし・・・
いくら女王様とは言え、やはり女性に力です。

本来のＭ性が強い方ならこんな風に考えないだろうなと。
完全にＭ男としては失格です。

その後もどういった意図だったのか、Ａ女王様は
私に対して折檻という意味合いの調教プレイをされました。
手を出したのはスパンキングぐらいであとはプロレスの
寝技みたいな感じだったかな。
私はもちろん喜びなどなく、申し訳ないことを
言ってしまったという反省ばかりです。

何となくその調教が終わって、「ありがとうございます」
もおかしいと思い、私は今一度、
「失礼なことを言ってしまって申し訳ありませんでした。」と
謝罪しました。


結局この日以来、Ｏ女王様との接点も切れましたが、
礼儀としてことの顛末をメールして終わりました。

「気にしなくていい」とは言ってくれましたが。


そしてハッキリしたこと。
軽はずみでＳＭの世界に入ってはいけないということ。
風俗店でのプレイの一環ではない本気でやられている方に
対して私は正直どちらの属性にもなれないということを
Ａ女王様に折檻されているときに悟りました。

実際本気の方々は流血など当たり前らしいのです。
そんなこと余程の信頼関係と趣向がなければ出来ません。

そしてあの日以降、女性に対する言葉をさらに
気を使い始めたは言うまでもありません。

そんなこともあっての今の楽しい風俗ライフ（笑）


ギリギリ文化の日に書き上げました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。