タイトル | 知ってますか? 駅前ソープの話 |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2017年10月05日 |
『知ってますか? 駅前ソープの話』 今回は駅前ソープについて触れてみたいと思います。都内の風俗街でも何でもない駅前にポツンと立地しているお店です。お世辞にも目立っているとは言えないお店のホントのところをご紹介します。 [駅前ソープって何ですか?] 吉原や新宿・池袋ではない駅前にあり、多くが1軒のみポツンと立地しているのが特徴です。もう一つの特徴は値段が安いこと。山手線の駒込駅近くにあるお店は電車からはっきり見えると思いますが、店頭に表示されている料金はかなり安いですよね。 プレイ内容は「激安ソープと同じ」というお店と「箱ヘルと同じ」というお店があります。これは所管する保健所の指導による違いだとも言われています。 都内の山手線沿線を中心に今でも営業しており、口コミも時折上がっています。 [店内はどんな感じですか?] 吉原などの激安店とそう変わりません。コースはショート中心です。 オーナー以下数人のスタッフ、女の子を含めベテランが多く、お客さんも長年通い詰めた方が多いのが特徴です。ですから目立たない外観でOK、webサイトの整備が遅れている店も多いです。長年のお客さんはそれぞれ指名する子が決まっており新しい情報が要らないですし、そもそもスマホやパソコンを持ってない人も多いようですからそれでもOKなのでしょうね。 こういったお店では電話が一番の情報源となります。出勤をはじめ何か聞きたいことがあれば気軽に電話してみてください。 [山手線の外側にもあります] 山手線の外側にも何軒かあります。よく知られているのが吉祥寺駅前や大井町駅前のお店ですよね。吉祥寺のお店は「ソープランド 入浴料○円」という縦書きの大きなネオンが中央線の電車からよく見えます。ソープでは「入浴料」の他に「サービス料」が必要なことを知らずに入店しサービス料が払えずすごすごと引き上げた学生さんも多いのではないかと思います。 いずれも閉店してしまいましたがこの立地でお客が集まるの?と思いたくなる場所にもあったお店をご紹介したいと思います。 ・京急大森海岸「大森海岸ソープランド」 比較的最近まで営業を続けており、煙突に描かれたハートのイラストとソープランドの文字が電車からもはっきり見えていました。近くの大井競馬場で一山当てた人、東京流通センターや大井埠頭で働く人が主な利用客だったと聞いたことがあります。 ・京成立石「ロマン」 京成立石駅から青砥方面に向かう電車の左側、バラック飲み屋街の「呑んべ横丁」の踏切から少し先の線路沿いにありました。青砥在住の知人の話では呑んべ横丁そばの葬儀場はかつて成人映画館だったとのことで「ロマン」もその流れで存在していたのでしょう。立石駅近辺の再開発や京成線の高架工事を契機に廃業したとも言われています。 [若い子はいないの?] 値段が安いことから若い女の子はほとんどいません。若ければよほどサービスが悪い、ルックスが極端でない限り吉原の中級などで働けます。手取りが大きく違うためまずあり得ないです。 吉原でのキャリアから退き、贅沢をしない生活ができるくらいの収入でOKというベテランの働き場となります。 [新しいお店はできないの?] 駅前ソープの立地するエリアはいずれも現在営業許可区域から外れており廃業しない限り既得権として営業が認められている状態です。従って新たな出店は不可能です。 都内では営業許可区域になっている吉原でも全くの新規出店はまず不可能で営業権を既存業者から譲り受けるしかないそうです。 [将来がない駅前ソープの現状] そんな駅前ソープですが、正直言ってしまうと「将来がない」のが現状です。その主な理由は ・近くに同業がいない立地でお客が限られる ・オーナーが1店のみを経営する単独店が多く経営効率が悪い ・値段が安いため改装費の積み立てすらままならない といったところでしょうか。 特に大きいのは値段が安く将来への投資ができないことです。日々の光熱水費、スタッフの給料、webサイト費など営業経費を払うと手元に残るお金は僅かです。一方でボイラーや給排水などで設備トラブルが起きると営業できなくなりますし、修理には多額の費用がかかります。中にはボイラーの修理代が出せず廃業したお店もあったと聞きます。この何十年1つ消えまた1つ消えの繰り返しで将来がないまま時間だけが過ぎています。 この業界は金融機関から融資してもらえませんしギリギリの経営で修理費を積み立てることすらままならない状態では個室の改装などの投資は絶望的ですよね。料金は安けりゃいいという方も多いのですが、安いために将来はなくいつ廃業になるか分からない危うさを抱えながら営業しているのです。 [再生される駅前ソープたち] いずれ廃業するしかないのが駅前ソープの現状ですが、中には別の形で再生されるお店も出てきています。 (1)カジュアルソープに再生 カジュアルソープのグループに経営権を譲り、カジュアルソープのグループ店として改装され再生されるケースがあります。巣鴨のお店がそうですね。巣鴨には小さいながら繁華街があり、お客が期待できたのでしょうね。 (2)箱ヘルに再生 ソープの営業権があれば箱ヘルへの変更が可能ですので、箱ヘルのグループが買い取り再生させるケースもあります。個室がしっかりしており転用が簡単なのが理由です。例えば鶯谷や中野の駅前ソープは大手のHにより箱ヘルに再生されています。 資金力のある大手グループに買い取られる形だと言えますが、廃業して営業権が消滅し建物が解体されたお店に比べると再生されたお店はまだ幸せなのかも知れませんね。 | |
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