タイトル | 若き日のこと その2 テレクラ編 |
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投稿者 | 名無しさん(ID:39331) |
投稿日 | 2018年01月05日 |
『若き日のこと その2 テレクラ編』 マリさんさんやドクターさんの出合い喫茶の体験記を読み、若い頃テレクラに行った時の事を思い出しました。 てな訳で、今回も含蓄の全く無い僕の若き日の思い出を投稿します。 本当に毒にも薬にもならないコラムなので、余程時間をもて余してる方のみ最後までお付き合い下され。 そもそも、テレクラって何?と思われてる方もいらっしゃると思うので、先ずはテレクラについて説明致します。 正式には、テレホンクラブ、略してテレクラ、携帯電話がまだ一般に浸透しておらず。街に電話BOXが溢れていた時代(約30年程前)、男女の出会いの場として隆盛を極めておりました。 電話機1台置かれた個室で、ひたすら女性からの電話を待ち、電話が繋がったら勝負開始。 己の交渉術を120%稼働させ、電話で女性を口説き落とせば勝ち、負けてもお時間内なら何度でも電話がなり続けるうちは再戦可能、というシステムでした。 早取り型と取次型がありました。 因みに早取り型は、お店の中の全ての電話が一斉に鳴り一番早く取った勝者のみが交渉権を得られるシステム、その為の必勝法までありました。 その為、一回も電話を取れずにお時間、なんて悲劇も多発してました。 取次型は、順番に個室に電話が来るシステムで、電話が取れない、という悲劇がない平等なシステムでした。 僕の大好きな、龍が如く0にもテレクラゲームあります。 これはこれで、コラムが書ける程面白いのですが、今回は割愛します。 当時としては超画期的なシステム、瞬く間に世を席巻し、歓楽街のみならず、様々な街にテレクラは存在してました。 尤も、学生時代の僕は風俗はヤクザがやってる、と思い込んでたので、全盛期のテレクラは利用したことはありませんが… 社会人になり、キャバデビューを果たし、僕の中の風俗への認識が少し改まった頃、東京には『リンリンハウス』というチェーン店が存在し、新宿だけでも10店舗以上あった様に記憶してます。 テレクラ通の先輩から、週末の終電後は狙い目、とアドバイスを受け金曜日の夜の新宿へ。 テレクラに行けばヤれる!そんな激甘な想いを胸に勇んで取次型の店舗に突入しました。 ナイトコース(漫喫のナイトコースと同じ感じですね)をチョイスし、個室へGO! リクライニングシートとテーブル、そして電話機しかないなんとも殺風景な部屋でした。 椅子に座り電話機を前に明鏡止水の心で電話が鳴るのを待つ僕…電話が鳴りました。 明鏡止水の心は何処へ?というぐらいドキドキしながら受話器を手にします。 僕「もしもし」 女性「死にたい…」 ん?聞き間違いかな? 再度僕「もしもし」 女性「死にたい…」 これが初テレクラでの初めての電話でした。 今なら即切りですが、当時の僕にはそんな選択肢は無く、真剣に話を聞いてしまいます。 見ず知らずのメンヘラちゃんを必死で説得する僕…今思うと間抜け以外何者でもないですね(笑) 結局5時間ぐらいその女性とお話しました… 電話を切った瞬間、精神的にも肉体的にも疲れ切り、フロントに連絡し取次を断り寝て朝を迎え、失意の中家に帰った僕でした。 メンヘラちゃんの話を5時間聞かされた僕のテレクラ初体験は、寝心地の悪い椅子で寝たせいでの身体の傷み、というお土産を頂いて終了です。 これに懲りて2度とテレクラは利用してません! と言えれば良いのですが、そこは懲りない男の僕ですから、その後も何度かテレクラに通い数々の痛い目に会い続けるのですが… ムフフな体験も数は少ないですが、ありましたけどね。 出会い喫茶もこんな感じなんですかね? 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 | |
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