今さら聞けないそこんトコロ③ 【流しの子】 - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

「いまさら聞けないそこんトコロ」の３回目は「流しの子」です。

「フーテンの寅さん」のように今日は東北、明日は四国といった感じで地方のお店から地方のお店へと旅しながら働いている子のことです。皆さんも会っているかも知れないのにメジャーなポータルサイトで脚光を浴びることのない流しの子について触れてみたいと思います。

※いつものお約束ですが私はピンサロ系で働いたことがありませんのでこれらのお店では以下の内容が当てはまらないことがあります。個店の事情に触れたものでもありませんので「このお店ではどうですか」といったお問い合わせはお控え頂きますようお願いします。


[流しの子ってどういう子？]
・帰る家がなく時には全国を転々とする
・主に地方のデリやソープが働き先
・数日～２ヶ月ほど在籍したら辞めて次の店に移る

という特徴があります。大きなスーツケース１つに生活用品や仕事の衣装などを詰め込んで各地を回っています。

出稼ぎと違うのは帰る家がないことです。冒頭で寅さんを引き合いに出しましたが、葛飾柴又に帰ることのできる寅さんに対し帰るところがない点では違っているのかも知れませんね。


[流しの子を雇うメリットはあるの？]
以前にもご紹介しましたが「過去を問わない」がこの業界のスタンスです。
ですから全国どこの店でも（その店の採用基準を満たしていれば）働くことができますし、経験を積んでいますから即戦力で働いてくれるメリットがあります。

東北や中四国など人口が少なく募集をかけても女の子が集まらない土地、プロ野球のキャンプなど季節要因で一時的に需要が集中する土地では流しの子は貴重な戦力になっています。


[流しで働く側のメリットは？]
「新人として扱ってくれるのでお客が付きやすい」が大きなメリットです。
新人割引の適用期間中だけ在籍し、期間が終わったら辞めて他の土地に移る子もいます。

デリにせよソープにせよ業種が同じなら仕事の内容は全国ほぼ共通ですから簡単な説明を受けるだけで即働け即お金がもらえるのもメリットです。

近年流しで働く環境が整ってきたことも大きなメリットだと思います。スマホがあれば全国の求人を検索できますし、LINE面接などですと例えば中国地方にいながら北関東のお店の面接を受けることもできるようになりました。採用が決まったら当日夜の高速バスをスマホで予約し乗ってしまえば次の日から働き始めることだってできますよね。

加えて高知や徳島など元々人口が少なく関西からの出稼ぎに頼ってきたような土地ではお店がワンルームのアパートが用意しているなど女の子の受け入れ体制が整っており、流しの子にとっても働きやすいようです。「ネットカフェ難民」となるよりは暮らしやすい環境ですよね。


[流しの子と遊ぶメリットは？]
お客にとっては新人割引で安く遊べる、新人とはいえ最低限の仕事を身につけている、というメリットがあります。

ただ残念なことに「どうせ短期なんだから悪評が出ても構わない」とばかりにいい加減な接客をする子も一部いるようです。お店としても入店したばかりの子の情報は持っておらず、お店に電話で聞いても正確な情報が分からないのが難しいところです。


[流しの子の見分け方]
「期間限定」とある子の一部は流しの子です。ただ出稼ぎの子、地元の子でもはじめから期間限定で働く場合もあるため期間限定の子が全員流しの子ということではありません。

会って相手が話してくれれば流しだと分かることになります。ですので皆さんの中にも流しの子と出会っている方は（気付かないだけで）意外と多いはずです。

なお高級ソープでは身元のしっかりしていない子は採用しない店が多いので高級店には流しの子はほとんどいないと思われます。


[なんで流しで働いてるの？]
又聞きになってしまいますが、
・養護施設で育った、家庭環境が複雑などの事情で帰る故郷がない
・ＤＶや借金などで定住できない
・人間関係を作るのが苦手
などの理由があるのではないかとのことでした。

人それぞれ話せない事情がありますので根掘り葉掘り聞くのは止めた方がいいです。相手から話してくれた場合は聞いてあげるくらいがいいと思います。


[流しの子はを見かけたことがありますか？]
以前お客として沖縄のソープで流しの子に出会ったことがあります。「もうすぐ沖縄を離れる」といった内容を話していたのを覚えています。

店長時代に流しの子が面接で来たことはありません。都内中心部ですと生活費が高いこと、流しの子を受け入れる体制が十分ではないことが理由でしょうね。DVなどの理由で身一つで逃げてきた方は時折いました。


お店の多様化で学園系・若妻・熟女とお店を変えながら長く働ける時代になりました。流しの子も本人の働く意思と体力があれば10年20年と続けることもできます。とはいえ旅から旅の日々をいつまで続けるのか、旅の終着点はどこなのか本人たちも分からないんじゃないかと思います。