なぜ格安ソープには写真がなく名札だけなのか？ - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

ちょっと前に「ソープランドに行ったらフロントに女の子の源氏名を書いた名札だけがあり、女の子の写真を見せてもらえなかった」という書き込みが続きました。同じような書き込みの内容が続いたのは恐らく偶然なのでしょうけど、非常に面白いので取り上げさせていただきます。


[一口にソープと言っても･･･]
ソープランドは風俗の中でも歴史のある業種です。そのため一括りに「ソープランド」と言っても以下の通りに分かれます。
(1)高級店 標準コースでおおむね総額６万円以上
(2)中級店 総額４～５万円台
(3)大衆店 総額３万円台
※特に入浴料１万＋サービス料２万の店は「ワンツー」とも言われます。
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(4)格安店 大衆店以下、「激安店」とも呼ばれる
(5)駅前ソープ 格安店並みの値段だがヘルスサービス

(3)と(4)の間に仕切りを入れてありますが、店の格がはっきり分かれる境界線だと思ってください。吉原など都内なら(3)まではフロントで入浴料を支払い、サービス料は女の子に直接払うケースが多く、(4)以下は総額をフロントで支払います。

手元に15年ほど前の風俗雑誌が何種類かありますが、ソープランドの名鑑でも(3)までのページと格安店とをはっきり分けてあります。もちろん女の子や個室のレベルも大違いです。無理に体をひねって突き出たお腹を隠そうとする女の子、その後ろに見える壁紙は茶色く変色し少し剥がれている、なんて状態です。同じソープでも全く別の業種扱いがされているのです。


[格安店の事情]
格安店は安いためにお店や女の子にお金をかけられません。総額２万で女の子の取り分が６割なら１本1.2万円です。３本こなしてやっと高級店の女の子１本分になります。お店も取り分の８千円からボーイの人件費を払うとほとんど手元には残りません。

そんなお店ですからホームページ担当者なんて置けるわけもなく、風俗サイトと契約してホームページを作ってもらっています。なので情報が最新ではないケースが多いです。今もホームページがないところもありますよね。ということで、格安店のホームページは情報が正確ではない場合があることを理解して利用された方がいいです。この点でも大衆店以上とは異なる店です。


[なぜ名札だけなの？]
そんな格安店には意外と老舗店が多いです。お客も長年のおつきあい、という高年齢層が多いようです。年金が入ると早速お店へ、というおじぃちゃんも少なくないとか。なので無理に新しいことをせず昔ながらの営業方法を守っているケースが多いです。

その中の一つが「写真がなく名札だけ」というシステムです。これは昔の遊郭時代からの伝統だとも言われています。受付で「この子はこんな子で･･･」と説明を受けて女の子を選ぶ昔ながらのスタイルなんです。メインとなる長年のお客は付く女の子が決まっているので写真は不要ですから大きな問題にはならず写真はいらない、という次第。


[問い合わせは必ず電話で]
おじいちゃんたちはネットといってもピンとこないので電話がメインです。だから格安店で分からないことは電話で聞くのが一番です。

ホームページと内容が違う場合は電話の内容が正しいと思っていいです。というかホームページは電話番号を参照するくらいしか使うべきではないです。

あ、高級店やデリヘルなんかでもホームページの内容を鵜呑みにしないのが悪質店から身を守る方法ですのでご注意下さい。


[写真がないとダメでしょうか？]
写真がないことを「時代遅れ」と言うかも知れません。ただ、それはお店のことを十分に理解せず発言しているかも知れませんね。

写真がない場合はボーイさんに自分の好みを伝えることが一番だと思います。お客の好みを判断し、空いている子の中から最適の子を付けるのが良いボーイだとされています。まずは自分の好みを伝えてみてください。

駅前の商店街にある洋品店も駅ビルに入っているチェーンのファストファッションも同じ洋服屋さんですが、品揃えもお客も全然違います。でもお互い閉店せず頑張っています。それぞれターゲットとなるお客さんに合わせた営業ができていれば棲み分けができるってことですよね。大衆店以上のソープと格安店とはこんな感じで違うってことだと思います。


[まとめ]
ということで格安店を利用する場合は以下に気を付ければいいと思います。
・大衆店以上とは別のジャンルの店だと思ってください。
・女の子も大衆店以上と同じ基準で考えないこと。
・ホームページは電話帳くらいにしか思わない方がいいです。
・問い合わせは電話か直接フロントで。
・女の子についてはボーイに聞くこと。

非常に長くなりましたが、格安店の営業システムを理解しないまま「詐欺」と断罪するようなことは止めてあげて欲しいです。彼らはこの営業システムで長年の常連客に支えられて営業しているのですから。