タイトル | 統計で風俗を見てみた②【スケベな都道府県?】 |
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投稿者 | ドレ狐 |
投稿日 | 2018年06月16日 |
『統計で風俗を見てみた②【スケベな都道府県?】』 統計コラム第2回です。 今回は前回のコラムで予告しました通り、Fアベレージトップ10都道府県を見ていきたいと思います。 ※Fアベレージ:都道府県の人口を風俗店店舗数で割った、本調査独自の数値。簡単に言うと都道府県当りの風俗店の人口密度。詳しくは前回コラム参照。 前回と同じく、統計に使用したのは以下の数値です。 1:各都道府県の人口(総務省統計局発表 平成29年度推計人口) 2:各都道府県に存在する風俗店の店舗数(口コミ風俗情報局 平成30年度6月6日時点での、各都道府県のラブホテル情報を抜いた店舗数) 3:上記の数値を元にしたFアベレージ それでは、Fアベレージのトップ10都道府県を見ていきましょう。 (都道府県名/人口/風俗店店舗数/Fアベレージの順で記載) 1 東京都 13,742,906人 4,047店舗 3,395.8人/店 2 宮崎県 1,088,136人 168店舗 6,477.0人/店 3 香川県 967,640人 142店舗 6,814.4人/店 4 大阪府 8,831,642人 1,196店舗 7,384.3人/店 5 大分県 1,151,853人 151店舗 7,628.2人/店 6 愛知県 7,526,911人 943店舗 7,981.9人/店 7 宮城県 2,322,024人 290店舗 8,007.0人/店 8 北海道 5,320,523人 647店舗 8,223.4人/店 9 栃木県 1,961,963人 237店舗 8,278.3人/店 10 福岡県 5,110,338人 596店舗 8,574.4人/店 見ての通り、人口トップ10、店舗数トップ10とはかなり順位が変わっています。 Fアベレージの順位で唯一、東京都のダブルスコアを阻止したのが宮崎県です。正直私も意外に思いました。 消費者の県外流出が囁かれている宮崎県ですが、性風俗産業に関しては県内で十分な供給を確保できていると言えるでしょう。 宮崎県といえば、かつては新婚旅行のメッカと言われた自然豊かな地で、現在ではプロ野球のキャンプ地としても有名です。観光のついでに夜の街へ繰り出すのも良いのではないでしょうか。 宮崎県のほかには、香川、大分、宮城、栃木が人口・店舗数トップ10以外からのトップ10入りとなります。 いずれも温泉、自然、史跡などの観光地や、うどん、餃子といった名物があり、大都市からのアクセスもそれなりに確保されているというのが共通点です。 最近は民泊の普及もあって、一人旅に向いた環境がかなり整ってきました。観光と一緒に夜のお店を利用する、あるいは風活のついでに観光を満喫するというのも一般化しつつあるのかもしれません。 前回のコラムの内容と併せると、風俗店が充実している都道府県は、以下のいずれか、あるいは両方を満たしているという場所だというのが浮かび上がってきます。 ・人口の多い大都市圏である ・観光地や名物があり、交通アクセスが良い これを踏まえると、人口・観光・交通の要素全てに強みを持つ東京に風俗店が集中するのも納得かもしれませんね。 次回は逆に、風俗店舗数が少ない県や、Fアベレージが高い県を見ていきたいと思います。 補足 前回のコラムのコメントでご指摘がありました「人口10万人あたりの風俗店舗数」について計算しましたので、人口トップ10、Fアベレージトップ10の上記数値を記載させていただきます。 【人口トップ10】 1 東京都 29.4 2 神奈川県 9.9 3 大阪府 13.5 4 愛知県 12.5 5 埼玉県 10.1 6 千葉県 10.6 7 兵庫県 6.9 8 北海道 12.2 9 福岡県 11.7 10 静岡県 10.8 【Fアベレージトップ10】 1 東京都 29.4 2 宮崎県 15.4 3 香川県 14.7 4 大阪府 13.5 5 大分県 13.1 6 愛知県 12.5 7 宮城県 12.5 8 北海道 12.2 9 栃木県 12.1 10 福岡県 11.7 参照している数値は同じですので、順位に変動はありません。 しかし数値が小さくなっているので、より分かりやすくなっているのではと思います。 統計の同一性を保つために次回以降もFアベレージを採用しますが、次回以降は補足にて、10万人当たりの風俗店舗数を記載したいと思います。 ご指摘ありがとうございました。 | |
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