宮崎の風俗は変わるのか？ 地方風俗再生の動きを見る - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

風俗がそれほど盛んではない地方に行くと「20代後半以上しかいない若い子のお店」「１日の出勤数が片手のデリ」など二の足を踏んでしまいたくなるお店を多く見かけます。「好みの子がいないよなぁ」「何かぱっとしないなぁ」「昔から変わってないんだろうなぁ」と思ってしまいますよね。

そんな地方都市の典型的な例が九州の宮崎市なのですが、ここにきてそんな状況が変わりそうな動きが出ています。うまくゆけば地方の再生例となりますので、どう変わろうとしているのかご紹介してみたいと思います。


[これまでの宮崎の状況]
宮崎市は宮崎県の県庁所在地で人口約40万人。繁華街の橘通の西側、「ニシタチ」と呼ばれる西橘通にお店があります。ニシタチは飲食店が密集しており、それらに紛れるかのようにソープ5軒、ヘルス10軒があります（ソープコースも可能な箱ヘル１軒は箱ヘルに計上）。ほとんどが零細店ながらデリ約100軒が営業しています。

宮崎のお店はプロ野球のキャンプ期間に年間売り上げの多くを上げているのが特徴です。選手だけでなく球団関係者・記者・ファンなど多くの人が宮崎に来ますから全国から出稼ぎの子を集めてお店を回しています。

一方それ以外の時期は地元の子と少しの出稼ぎの子で地元客や出張・観光客を相手に細々と営業している状態です。ということで、

ソープ　店年齢30代後半以上のベテランばかり
箱ヘル　30代が中心で「30代で学園系」とか半ばコンセプトを無視した状態
デリ　　20代もいるようだが地元零細店が中心で多くは１日の出勤数が５名以下

という典型的な地方都市のお店事情になっています。それでもキャンプの特需があるため安泰だったのです。

ところが少子化や広域での出稼ぎの取り合いに巻き込まれて人が集まらなくなっています。新人が入店しないので在籍の平均年齢は上がる一方、１日の出勤数も減って寂しくなっています。将来このままではキャンプの特需に応えられなくなるかも知れません。


[ソープ：他地区のグループが進出し台風の目に]
長らく休業していた箱を利用し関西のグループが進出しました。このグループは関西だけでなく四国をはじめ他地区にもグループ店を展開しており、他地区の在籍を派遣したり、出稼ぎを募って営業していますが女の子の平均年齢は宮崎の既存店に比べ大幅に若くなっています。

一方既存店では平均年齢が特に高かった１軒が最近休業しているようです。他店も今のままでは完全に見劣りしてしまうため、出稼ぎの強化・他地区の系列入り・・グループ店の統合・閉店（権利売却）など何らかの動きが出てくることが考えられます。

今後大きく動きそうな感じがしています。


[ヘルス：在籍の子に合わせたお店のリニューアル]
この秋頃に一気に３店が閉店する一方、１店が新しくできています。閉店したお店の１つは学園系でしたが、30代の子や、20代だけどW70cm台というセイムス感ありありの子などコンセプトに合いそうにない子も在籍しており、苦しい事情が透けて見えていました。

一方で閉店する２店を統合する形で30代中心のお店ができています。在籍の子の実情に合わせた形でしょうか。九州には全国展開する大手２グループ以外に有力な箱ヘルグループがないため現状に合わせながら業態を変えるしか手がないのかも知れませんね。

ちなみに私が５月にご紹介したトップページで謎のアニメが見られるお店も閉店していまいました。


[デリ：九州他県のグループが参入の動き]
地元の零細グループ中心でしたが、鹿児島など他県のグループも進出してくるようになりました。鹿児島は地元大手の２グループが幅を利かせているためその他は規模を広げることが難しく、宮崎に活路を見いだそうとしているのでしょう。宮崎市周辺は島津氏の分家が支配していたなど歴史的に鹿児島とつながりがあるため鹿児島勢にとっては進出しやすい場所のかも知れません。

加えて福岡のグループも動きがあるようです。悪質グループは進出済みでしたが良心的なグループも進出を模索しており、デリも事情が変わってくるかも知れません。



ご覧の通り他地区のグループが進出することでキャンプ頼みだった宮崎市のお店は競争を意識せざるを得なくなり事情が変わってくる可能性が出てきました。競争があって初めて活性化されるのでしょうね。

今回の動きで宮崎市の風俗が再生されるのか、逆に失敗に終わり県外勢が撤退して完全に寂れてしまうのか少し注目してみたいな、と思っています。