タイトル | 「東京オリンピックでソープがなくなる」はデマです!! |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2018年12月17日 |
『「東京オリンピックでソープがなくなる」はデマです!!』 先日「某オーナーに2019年の業界動向を聞いてきました」というコラムを書かせて頂き、大変多くのコメントを頂きました。ありがとうございます。 その中で「2020年に吉原のソープがなくなるんですか?」といったご質問をそれなり頂きました。またネット上で「オリンピックを契機に東京からソープランドがなくなる」といった書き込みを見かけ、心配されている方も多いと思います。今回このネタに触れてみたいと思います。 先に結論を書いておきますが、 ・現時点で決まっていることは何もなく「ソープがなくなる」はデマです。 ・会期中の自主休業は可能性としてあり得ますが強制閉店の可能性はきわめて低いです。 ・「2025年の大阪万博で福原や雄琴のソープも閉店させられる」も現時点でデマです。そんな可能性はほぼありません。 *** 以下あくまで個人の見解です。決まっていることは何もありませんので他サイトやSNSなどへの転載は一切行わないでください *** [噂の元は何なの?] 1990年に大阪・鶴見緑地で開催された「花の万博」を前に大阪のソープランドは一斉に閉店させられ復活しませんでした。これを根拠に「東京のソープもオリンピック前に壊滅する」というデマを流している連中がいるようです。 確かに花の万博で大阪のソープが壊滅したことは事実なのですが(正確には大阪市内に1店だけ営業を継続したソープがあり、2000年前後に廃業しています)、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」で名古屋市内にある中村のソープは壊滅してはいませんよね?岐阜の金津園もそうですよね? つまり「大阪のソープが壊滅した」=「東京も同じことになる」とは言い切れないのです。現時点で東京のソープが壊滅する具体的な動きは何一つ確認されていません。あおり立てているサイトを見ても警視庁や特浴組合に取材しているものは一つもなく大阪を根拠にした憶測ばかりです。 [もう一つの噂の元は箱問題] 行かれている方は百も承知でしょうが、吉原の箱(建物)は老朽化が著しくなっています。耐震性に問題がある箱もあると聞きます。しかしながら建て替えは現在は不可能とされており、この話に尾ひれが付いて「壊滅」という話につながっているようです。 箱の耐震性確保はオリンピックとは別問題です。現在の都知事の下では難しいかも知れませんが、いずれ解決しなければならない問題だと思います。 [じゃ大阪と名古屋の違いは何だったの?] 大阪側が古い話なのではっきり分かりません。そもそも誰の得にもならない話なので強制的に壊滅させる意味がないのです。 ただ大阪の「新地」が花の万博で壊滅せず現在も残っていることを考えると、当時大阪のソープがきちんとした交渉体勢を整えていなかったのかも知れません。ちなみに大阪で最大級を誇る新地の料理組合が一時雇っていた顧問弁護士は「あまりにも有名な弁護士」だったと聞いたことがあります。あの人に噛みつかれたらタジタジでしょうね。 [それじゃどうなってゆくの?] 現時点で何も決まってはいないでしょうが、開会式までに警視庁と特浴組合(吉原なら浅草防犯健全協力会だったと思います)との間で話し合われることになります。 あくまで個人的な推測に過ぎませんが「警視庁の警備体制に協力する」という名目で組合側が「自主的」に休業を申し出る、が落としどころになるのかも知れませんね。パラリンピックの期間中を含めるかなど細目を詰めることにはなるのでしょうが、本大会の日数だけなら何とかなるかも知れません。というのは元々真夏で客足が鈍る時期だからです。 繰り返しになりますが壊滅させても誰の得にもならない話なので強制的に壊滅させる意味がないのです。 [川崎とかはどうなるの?] 多摩川の先は関与しない、が警視庁と神奈川県警の間のルールと聞いたことがあります。なので川崎は関係ないと思います。 [2025年大阪万博で福原や雄琴はどうなるの?] これも川崎と同じです。大阪府警の力が及ばないので無関係です。 心配されている方も少なくないと思いますが、くれぐれもデマに踊らされないようご注意ください。 | |
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