タイトル | よい差し入れ・悪い差し入れ ~こんな差し入れは逆効果です~ |
---|---|
投稿者 | nognog |
投稿日 | 2015年12月20日 |
『よい差し入れ・悪い差し入れ ~こんな差し入れは逆効果です~』 とある店の体験記で女の子からお客の差し入れをプレゼントされた話を書かせていただきました。 彼女が差し入れされたのはカスタードプリンの上に角切りのカラメルゼリーが乗せられ、さらにホイップクリームがどかんと乗ったずっしり重いものでした。某コンビニのオリジナルスイーツとして売られているものです。これを2個プレゼントされ、扱いに困って私のところに置いていったのでしょう。できれば2個とも置いてゆきたい口振りでしたが、1個だけ引き取ることにしました。 これ、差し入れとして確かに最悪なんですよね。贈った方は好感度が上がると思っているのでしょうが、全くの逆効果になっています。今回はこのケースのどこがどうダメだったのか触れさせて頂ければと思います。他山の石としていただければ幸いです。 ダメだった点ごとになぜダメなのかを触れたいと思います。 [コンビニの品である] まずダメな点はこれです。コンビニなんて街のどこにでもあります。贈られる側からすれば何のこだわりもなく適当に選んできた物、と解釈されてしまいます。最近はマスコミなんかで「コンビニのスイーツは進化しました」などと煽っていますが、実態は工場で作った大量生産品です。味も格下ですから商品としてランクが下がります。 例えばバレンタインのチョコを女の子からもらうにしても、コンビニで買ってきた「どこでも売っている明治やロッテの板チョコ1枚」と「ゴディバなどの専門店のチョコ」とどっちが嬉しいですか?たとえ小さなチョコが3個くらいしか入っていなくても専門店のチョコの方が嬉しいですよね?そういうことなんです。 それに彼女たちだってコンビニをよく利用します。買いたければ自分たちで買うはずです。 [ヘビーすぎる] ご紹介の通り、クリームが盛られたずっしり重いプリンでした。重量とクリームのヘビーさが相まって食べてヘビーなものです。実際甘い物大好きな男性の私でも「これ重すぎるわ」と感じました。標準体型の女の子だとこれだけでお腹一杯になったろうと思います。 しかもそんなヘビーな物を2個。賞味期限も考え合わせると彼女が持て余したことは割と簡単に想像が付きますよね? [要冷蔵品をラスト枠以外で渡している] 彼女のラスト枠は私でした。ということはラスト枠以外でこのコンビニスイーツを渡されています。ホイップクリームの乗ったプリンですから、もちろんこの品は要冷蔵ですよね? 実際私の部屋に入ってきて「初めてお会いして申し訳ないのですが冷蔵庫のスペースを貸してもらえませんか?」と頼み込んできました。彼女がどんなに持て余したか想像に難くないですよね? 彼女が喜ぶと思って渡したこのコンビニスイーツが全くの逆効果になって彼女を苦しめていたことがお分かりいただけたでしょうか?恐らくは笑顔で受け取ったのでしょうが、内心では「最悪」と思ったはずです。 コンビニスイーツだけを悪者にしては誤解されるかも知れませんので他にも要注意の例をご紹介します。嗜好品の代表格であるお酒です。 定番のワインをはじめ、最近ブームの日本酒なんかもプレゼントにいいかも、と思われるかも知れません。しかしながらワインなんかは赤と白があり、それぞれフルーティーなものから樽香の強いものまで様々です。ちゃんと相手の好みを知っていないと気に入ってはもらえない難易度の高いプレゼントだと思います。日本酒なんかでも高い酒ならいい、ってことでもありません。これも好みが分かれるのです。 相手を思って贈ることが意外と難しいことだってことに気が付いて頂ければ幸いです。ならばどうすればいいのか、次回のコラムでご説明したいと思います。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(10件中、最新3件)