タイトル | 「女の子の入れ替わり」を見ればお店の健康状態が分かります |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2019年07月29日 |
『「女の子の入れ替わり」を見ればお店の健康状態が分かります』 今回はザーメン シェパードさんのご指名で「女の子の入れ替わり」について触れてみたいと思います。シェパさん、いつもありがとうございます。 入れ替わりの激しいお店、すなわち平均在籍期間の短いお店もあれば逆に長いお店もあります。またある時点を境に急に状況が変わるお店もあります。この辺を解説してゆきたいと思います。 ※以下のご説明は地方に多い出稼ぎや流しの子を中心に据えたお店では当てはまりません。彼女たちはもともと短期で辞める前提だからです。 [在籍期間を左右するのは平均年齢とプレイ料金] ・在籍者の平均年齢が低い店は女の子の平均在籍期間が短い ・逆に在籍者の平均年齢が高い店は平均在籍期間が長い という傾向があります。 若い子が主流の学園系では人気店であっても2~3年で多くの女の子が入れ替わります。童顔でない限り20代後半になるとセーラー服姿が厳しくなり、移籍や退店を選ぶ子が増えてゆきます。女教師コースを設定して引き留めるお店も出てきていますがプレイの流れが変わるため決定打にはなっていません。 一方熟女店では10年以上在籍しランキング上位をキープしているケースも珍しくありません。鶯谷の熟女デリの中にはほとんどの女の子が在籍10年以上というお店もあります。こういうお店は入店時の年齢設定のまま動かしませんから30代後半のはずが実際はアラ還だったということもあります。 また同じ業種同士なら ・プレイ料金の安い店は平均在籍期間が短い ・料金の高い店は平均在籍期間が長い という傾向も見受けられます。 安いお店は回転勝負なので女の子の体力的・精神的消耗が大きい傾向があります。一方高級店はお客一人あたりのプレイ時間が長く時間に余裕があることから消耗が少ないと言われています。加えて一度お客さんの信頼を勝ち取れば長く指名してくれ安定した稼ぎになるため在籍期間が長くなる傾向があります。 特に高級ソープやSMクラブはその傾向が強いです。SMクラブは体への負担の大きさから大半の新人が短期で脱落しますが、それを乗り越え固定客を抱えている子は同じ店に5年10年と長期在籍するケースが多いです。 このほかお店の雰囲気が良くない、雑費などを引かれ女の子の取り分が少ないお店は平均在籍期間が短く、お店の雰囲気や客層のよいお店は平均在籍期間が長くなる傾向にあります。客層はプレイ料金や立地、店のカラーなど様々な要素で決まります。 [何か違うのでは?はお店が変化したサイン] 同じ店の在籍表をずっとウオッチしている方ですと ・指名ランク上位の子が相次いで辞めた ・これまでと新人の傾向が変わってきた など「今までと何か違うのでは」という違和感に気づくことがあります。 こういった場合、 ・オーナーや店長が替わった ・女の子同士の力関係が変わった ・同業他店とのバランスが変わった(新店ができたetc) といったお店の変化を示していることが多いです。 こういう場合はその後の在籍の動きを少し注意しておきましょう。最初は小さな変化でもあとで「閉店したのはこれが理由だったのか」と気づくはずです。 [「良い入れ替わり」と「悪い入れ替わり」があります] 女の子が入れ替わるのはこの業界はもちろん一般の会社でも当たり前のことです。ですが「良い入れ替わり」と「悪い入れ替わり」があります。 「良い入れ替わり」になっているお店は ・成績上位の子が店に残り、下位の子が辞めてゆく ・お店のカラーに合った新人が入店している ・新人がコンスタントに入り一定割合で定着する(定着=おおむね3ヶ月以上在籍) といった形で入れ替わってゆきます。 いずれも健全な新陳代謝が行われている証拠です。馴染みの子が辞めてしまうこともありますが、おそらく次のお気に入りを見つけられるはずです。 一方「悪い入れ替わり」に陥っているお店は ・成績下位の子が安住し顔ぶれが入れ替わらない ・お店のカラーに合わない子ばかりが入店している ・せっかく入った新人が定着せずすぐに辞めてゆく 「悪い入れ替わり」に陥ったお店は店の雰囲気が悪くなりいずれ閉店の憂き目に遭うことが多いようです。こういったお店に対しては「過去にいい子がいたから」という成功体験にこだわりすぎない方がいいと思います。 このように女の子の入れ替わりをウオッチすればお店の健康状態が分かることになります。 [在籍者数が一桁に落ちると再起は難しいです] 最後にちょっと怖い話を。 長く営業しているお店であっても女の子が集まって好調な時もあれば女の子が集まらず厳しいときもあります。厳しいときから盛り返す店もあれば力尽きて終わってしまう店もあります。 一般に実働数(1週間に1回以上出勤する子の数)が一桁に落ちた店は黄信号、在籍者数が一桁に落ちた店は再起が難しいと言われています。例えば在籍数が8名ですと一日あたりの出勤数として期待できるのはその半分の4名です。早番・遅番でうまく2名ずつ分かれたとしてもお客さんにとって選択肢は2名だけ。これでは客足が他店に流れてしまいます。やはり2桁の在籍数が必要なのです。 在籍数が一桁に落ちれば稼げないので女の子はさらに辞めてゆきますし、苦肉の策で架空在籍や架空出勤を掲載しても結局お客を断るしかなくお金にはなりません。あるいは無理な高額割引を呈示してお客を集めようとする店もありますが、安くした分稼ぎにならず最後は力尽きて消えてゆくことになります。 ラーメン屋・居酒屋などの飲食店も同じですが、再起が難しいラインまで落ちてしまえば早めに閉店した方が傷が深くなく合理的です。そう分かっていても閉店に踏み切れない経営者が多いです。最後の悪あがきではなく普段の地道な努力が必要なのでしょうね。 シェパさん、ご指名頂きありがとうございました。皆さまも何かございましたらご遠慮なくお願いします。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(23件中、最新3件)
- ポテッとソレソレ(0)2020/3/5>>nognog(370)の『「女の子の入れ替わり」を見ればお店の健康状態が分かります』のコラムもはや風俗業界に留まらず経営セミナーで講演された方がよろしいかと思うぐらいの興味深い内容でした。
当たり前の話ですが、女の子あっての産業ですからね。
客の方だけでなく自社員の方もしっかり見て管理できないと会社や店って回って行きませんね。
一方で風俗業界って一般の水に合わないからこそ流入してきている業界でもあるので一般よりも難しい舵取りが求められますしね。
でも世間からは見下されて評価される。
みんなお世話になって享受してるはずなのに(笑)
でも電話の件は客目線的に合点いかなかったかなぁ…
だって今は希望伝えても真逆の嬢あてがう時代ですもの(笑)
在籍上でも出勤上でもいないならいないと言わないのはホント酷いですわ。
そんな段階で客を繋ぎ止めてもリピーターに繋がっていかないってわからんのでしょうな…