某オーナーに2020年の業界予想を聞いてきました - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

毎年恒例の元働いていたお店のオーナーと「忘年会」ということで飲んできました。その席上での話を要約して触れてみたいと思います。
※（オ）がオーナーの話の要約、（ｎ）が私の補足です。


[とにかく驚いたのは･･･]
（オ）今年この業界でとにかく驚いたのは全国３位のグループのススキノからの全面撤退。あれだけ店の数（９店）あったものを手放すことは普通考えられないし、それをまとめて売ったのも買ったのも驚き。

（ｎ）このグループについて確かな情報は持ってないとのことですが、「店の運営スタッフを育て切れてなかったのかなぁ？ もったいないよね」と話してくれました。


[首都圏のカジュアルソープは減少に転じるか]
（オ）川崎とかのカジュアルソープは女の子の供給が鈍ってるでしょ。あの件の後遺症が出てるよね。女の子を使い捨ててんだから常に補充しなきゃ店はやってゆけないけど供給が鈍ってんだから苦しいよね。

カジュアルソープが全滅ってことはあり得ないけど体力の弱いところは次第に消えてゆくんじゃないのかな。特に10月の消費税増税で料金を上げなかった店はじわじわ影響が出てくるかもね。

（ｎ）ニュースをご存知の方もいると思いますが、新宿や渋谷を中心に活動していたス○○トグループが今年前半に壊滅しており、この件を指しています。ここは女の子の供給ルートとして大きかったため、以後川崎などでは新人の入店が明らかに鈍っている店が見受けられます。一方で退店者は出てきますから補充がままならなくなっています。立ちゆかなくなる店が出てくるのでしょうね。

以前コラムでも書きましたが東北に求人をかけているグループもあります。しかしながら東北では首都圏・北海道・東北と有力店が挙って求人を強化しているため取り合いになってきており、十分な数を確保できてない店が多いと思われます。

ちなみに主に京都で活動していたグループも壊滅したため、ここを供給元として頼っていた福原も影響が大きいみたいです。


[東京五輪の影響は･･･]
（オ）警察からオリンピック関連の話は今のところないよ。デリなどの無店舗型の営業には影響がないんじゃないかな。ソープなんかの店舗型もラグビーＷ杯でトラブルがなかったから新宿や池袋などは五輪会期中も営業継続じゃないかな。

問題はやはり吉原だろうね。送迎車が都内の交通量削減に引っかかる可能性があって組合と浅草警察で話し合ってるはず。「送迎車の自粛」「営業自体の自粛」「通常通り営業」のどれかになるはずだけど今のところ確かな話は聞いてないよ。

（ｎ）「自粛」とあるように警察側が強制的に営業停止を命じる形にはならないと考えられます。３つの可能性のうちどれかは今の時点では分からないそうです。なお川崎や西川口、千葉などは影響がないでしょう、とのこと。


[乗り切るには個性化しかない]
（オ）川崎とかでカジュアルソープが次々出てきたけど大抵のお店がセーラー服を着せてんだよね。１店が受けたらみんな真似してる。だけどこれじゃお客が飽きちゃうよね。このままだといずれ「カジュアルソープってつまんないよね」とお客は思っちゃう。

料金を安くする手はお客が喜ぶんだけど店の手元にお金が残らない。お金がないと変化に対応できないし、女の子の獲得競争で好条件（お金）を積めなくなっちゃう。

「この店だから行きたい」と思ってもらえなけりゃ生き残れないと思う。でもすぐ他が真似してくるんだよね。

（ｎ）系列店の個性化に舵を切る動きは地方で見受けられます。例えば四国最大のグループはお膝元の松山でお店を再編し各店のコンセプトをはっきり分けてきています。四国では他のグループが小さすぎて勝負にならず、他は真似できないようです。地方ではこんな風に大きな差があるケースがあり、首都圏よりむしろ個性化しやすいのかも知れませんね。


「今は女の子の確保・退店者の補充で手一杯で新しい店を出すべきではない」と判断しているそうです。営業権＋女の子をまとめて身売りを持ちかけてくるデリもあるそうですが、主力になりそうな女の子がおらず在籍数も少ないため買っても投資を回収できず断っているとのことでした。

「東京オリンピックが終わったら身売りする店が増えてくるかもね。そこでいい出物の話があったら買うかも」とのことでした。そのためには信頼して任せられる店長候補が必要でしょうが･･･「戻ってこい」と言われそうでビクビクしています