ホテル夕月 別館（埼玉県さいたま市大宮区/ラブホテル）の口コミ 2017/06/06 21:09 マーケンワンさん投稿

初めて

311号室

2時間休憩4300円

 … 綺麗だけど、おしゃれとまでは言えないかな

 … 2人でくつろげる程度の広さ

 … 2人で入れるくらいの広さかな

 … 機会があればまた利用するかもしれない

昨年の10月に、こちらのホテルの‘本館’を利用したのですが、なかなかいいホテルだった為、‘別館’の方も気になっておりました。そこで先日、大宮駅周辺エリアを利用する機会があったので、行ってみましたがあいにくの満室。他のホテルへ移動を余儀なくされました。それからあまり日を空けず、再度大宮を訪れる機会があり、今度こそはと突撃して参りました。

訪れたのは土曜日の深夜、正確には日曜日の午前1時過ぎ。場所は、大宮駅東口南出口から徒歩5分くらいの、歓楽街の終わりの方にあります。塀に隠された半地下の入口を入ると、正面に部屋番号と料金のみが表示された、写真の無い部屋選択パネル。部屋の写真は、右側の壁に貼ってありました。パネルを見ると、ランプの点いている部屋は無く嫌な予感。誰も出てこないので「すみませーん。」と声を掛けると、左側の部屋から小柄なおばあちゃんが登場。本館もそうでしたが、こちらのホテルはフロントが無く、脇の小部屋から係りの人が出てくるシステム。点灯している部屋が無かったので、不安ながらも休憩利用の旨伝えると、おばあちゃん、「休憩は4300円です。2時間になります。」お？空いているの？（心の声）半分諦めていましたが、良かった。空いておりました。
一部屋しか空いていないとの事で、選ぶこと無く部屋が決定。受付をしている間にも一組のカップルが諦めて帰って行ったので危ないところでした。土曜の夜という事を考えると、ラッキーでしたね。料金を支払い、玄関で靴を脱ぐタイプのホテルなので、ここでスリッパに履き替え、部屋に向かいます。本館同様、鍵の受け渡しは無く、部屋は無施錠です。

受付の際、おばあちゃんに「ちょっと、遠い部屋になりますが・・・」と言われ、意味がよく分からないまま返事をしましたが、部屋に向かってみてその意味が分かりました。このホテル、本館同様エレベーターは無く階段で上がって行くのですが、各階に廊下は無く階段の踊り場から直接部屋に入る形式で、ちょっとした塔のようになっています。また、部屋の配置が変わっています。
半地下…101号室。1階…102号室、103号室。
中2階…204号室、205号室。2階…206号室、207号室。
中3階…308号室、309号室。3階…310号室、311号室。
該当の部屋は、最上階の行き止まりの部屋。確かに、上に向かって遠かったです。

今回の部屋は、木目調の落ち着いた内装。ホテル自体は古いようですが、経年劣化はあまり感じられないので、リニューアルしたのだと思います。広さもまずまずで、ちょっとした絵やランプなども飾られていて、おしゃれな一面も感じられました。浴室は、今ではあまりお目に掛かれないタイルの浴槽。これは当初からの物かも知れませんが、十分きれいでした。
防音性は、内扉がある事に加えて、最上階の行き止まりの部屋という事もあり良かったように思います。外部の音は気になりませんでした。今回2時間という短い時間でしたが、快適に過ごす事が出来ました。

退出時は、靴をあらかじめ出しておいてもらう為内線で連絡。以前本館を利用した時は、番号が書いておらず戸惑いましたが、今回は書いてありました。こちらも独特な番号の200番。1階に下りると、おばあちゃんがお出迎え。庶民的な感じで、印象は良かったですね。
料金は、土曜日という事を考えると、やや相場の高い大宮駅周辺エリアではまずまずではないかと思います。何より、部屋を含めて自分の好きな‘味のあるホテル’だったので、満足度は高かったです。

余談ですが、時間的には宿泊で利用すべきところ、経費節約の為あえて休憩で利用しました。退出後は、ネットカフェで休もうかと。退出したのは夜中の3時10分、予定のネットカフェに移動するもあいにくの満室。考えが甘かった。受付前の待機スペースで空きを待ちましたが全く空かず、気付けば朝に。ケチるもんじゃ無いですね。予定外のところで疲れてしまいました・・・

いまいち分からない、料金の詳細を知りたかったのですが、本館同様インフォメーションが部屋にありません。設置しておいて欲しいところです。