タイトル | 某オーナーに2022年の業界予想を聞いてきました |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2021年12月21日 |
『某オーナーに2022年の業界予想を聞いてきました』 毎年恒例、元働いていたお店のオーナーとの「情報交換会」ということで話をしてきました。その席上での話を要約して触れてみたいと思います。 さすがに「今年は開かれないだろう」と思っていたのですが、「地方の事情が知りたい」とのことで話をしてきました場所は東急線沿線、都心から少し離れた駅前の飲食店で、ビルはこのオーナーの持ち物件(表向きは不動産賃貸業)です。オーナーとしてはテナントにお金を落として退店を防ぎたいのでしょうね。 ※(オ)がオーナーの話の要約、(n)が私の補足です。 [生き残るだけでも相当に難しい] (オ)今年は正直苦しかった。うちはデリだし休業要請もなく全店開けていたけどお客さんが全然来ない日があったよ。特にオリンピックの時期は開店休業状態。生き残るだけでも相当に難しいね。 店はやっとお客が戻りつつあるけど、オミクロン株がどうなるか分からないから先が見えないんだよね。スタッフを減らしたままでやってるよ。 (n)吉原でも老舗グループが壊滅、鶯谷の老舗店も店を閉めるところが相次ぐなど厳しい状態です。10月後半からはお客が戻ってきましたが、再び先行きが見通せない状態です。 [荒波に小舟では立ち向かえない] (オ)こんな状況でも新しく入ってくる連中が多いよ。閉店したソープの箱に新しく入ってくる連中もいるし、デリなんかも次々入ってくる。そうやって新しく立ち上げても今は上手くゆかないよね。 ある程度店を持っているグループが手を広げるのと一から立ち上げるのとでは全く違うからね。いま旗揚げしようなんて荒波に小舟で立ち向かうようなものだよ。 (n)沖縄の辻が典型的な例ですが、この2年ほどで新しく開店した店がことごとく上手くゆかず、1年持たずに閉店に追い込まれる店、何とか営業を続けていても開店休業状態の店ばかりです。 [カジュアルソープの多様化が始まっている] (オ)暗い話ばかりになるから来年の話をしようか。この何年か増え続けているカジュアルソープだけど、さすがに若い子にセーラー服を着せるだけでは飽きられてきたよね。だから一部のグループは先回りしてセーラー服以外のやり方を始めているよね。 「NS」なんかはよくある例だし、「人妻カジュアルソープ」も増えてきたよね。それと同時に価格競争も起きていて、もう今までのやり方では下げられないところまで来ているよね。そこをブレイクスルーしてさらに低価格化させるために「ちょ○の間」的なやり方のカジュアルソープも出ているよね。古くて狭い箱でもOKだからこれは広がると思うよ。 またNSの店なんかは基本料金を下げる代わりにNSのオプション料を取る形にできるから、ススキノにできたりと東日本や北日本でもどんどん広がっているよね。ただNSができないと女の子は全然稼げないのはどうかと思うけどね。 (n)NSはオプション料が7,000円とか高額になるので、女の子がNSを選ばざるを得ない(選ばないと稼げない)形になっています。NSを選ぶとそれなりの料金になるのですが、それでもお客が集まるのも事実ですよね。 [箱ヘルは再起不能かも] (オ)カジュアルソープに食われてしまったのが箱ヘル。大手2グループは完全に負けちゃってるよね。若い女の子を稼げるカジュアルソープに取られていてお客も奪われているよね。同じくらいの料金でベッドプレイができるんだから勝ち目がないよね。 人妻店を増やしたりと努力はしているけど、人妻カジュアルソープが流行れば人妻も食われてしまう。もうお手上げ。再起不能になるかもね。 (n)大手2グループの箱ヘルは特に九州・四国・沖縄で相当に苦戦しています。1日の出勤数が片手しかない店(=運営費をペイできない赤字店)が続出していて地区丸ごと撤退もあり得ます。 大手の片方は「口コミを書けば次回割引」などを始めていますが、遅きに失したと言わざるを得ず、女の子が少ない現状では人気回復の切り札にはならないでしょう。 [首都圏のデリは囲い込み合戦になりそう] (オ)首都圏のデリは「口コミ割引」でお客を釣るやり方は終わりになって「お客の囲い込み合戦」になるんじゃないかな。ヘビーリピーターを店で囲い込んでおけば売り上げが安定するからね。 例えば情報局の金・銀冠を割引で釣ってハンドルを登録させておいて、「うちのグループのみご利用なら割引額をアップします」とかできるよね。ハンドルが分かれば過去の口コミが確認できるから嘘をつけず、割引と引き替えに客を囲い込めるって寸法。彼らは積極的に口コミを書いてくれるから店の宣伝にもなるしね。 (n)口コミ割引のシステムが進化しているのはご存知でしょうが、それがお客の囲い込みに活用されてきているのは確かだと思います。これは情報局のあり方すら左右しかねない訳で、情報局の運営サイドにも情報収集や対応を求めるものになるのでは、と思っています。 #私はこれまでもこれからもそういった類いの割引を一切使わず一お客としての立場で口コミを書いてゆきたいと思っています。 来年が皆様にとって良い年でありますように。 | |
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