タイトル | 忘れられない女の子 |
---|---|
投稿者 | 草食兄貴 |
投稿日 | 2022年02月13日 |
『忘れられない女の子』 時期としては2011年頃、正月の長期休みで実家のある兵庫県に帰省していたときのお話です。 気がつけば24歳。ぼくもほどほどに女性経験も積み、大学も何とか卒業し社会人として働いていました。 なけなしのお金を持って20分の初体験で一生分ドキドキしていた頃がもはや遠い昔のように感じられ、懐かしい感じです。 そんなぼくも仕事のせいで遊ぶ時間も長期休暇以外あまりなく、長い間いなかった地元では連絡を取り合う友達もあまりいなくなっていました。 ただ、高校卒業と同時に地元を離れたぼくの中でも唯一腐れ縁の幼馴染がいました。 彼の名前は山○君。 彼は高校時代まではガッチガチの真面目人間でした。1浪し何とか滑り止めの国公立大学に入学したと同時に、何かが弾けたのか垢抜けしまくり大学デビュー。 その勢いですぐにサークルで彼女を作り色恋三昧。散々女の子とのエロ話を聞かされました。 生真面目な奴ほど重圧がなくなると反動がすごいんだなと思った記憶があります。 最終的に彼はそのまま大学のサークルで出会った年下の彼女にひたすら愛されまくりラブラブなまま結婚。 帰省する度、そのコとの卑猥な写メを見せびらかされたりして、羨ましすぎて死にたくなるほどでした。 そんな彼も無事、地方企業に就職も決め正月帰省しているのでした。 ぼくは彼に過去、女の子を世話してもらったこともあったり、中々切れそうで切れない縁なのでした。 思い返せば福原のソープ遊びを最初に教えてくれたのは、山○君でした。 彼に「抜きにいこうぜ」と誘われ、最初はよくわからないままほいほいと福原に何度か連れていかれました。 福原は神戸の色街。ソープ店がひしめき合う場所でもあります。 山○君に連れられて、初めて福原を体験した時は「ソープってなんだか素人っぽい女の人が普通に働いてるんだな」くらいの印象でした。その後も何度か行く機会はありましたが、大体同じような感想でした。 飛田以外の風俗を知らなかったぼくの初印象としては、福原は予算次第で気軽に女の子と遊べるところ、くらいにしか思えませんでした。 ぼくがまだ大阪に住んでいたのもあり、わざわざ福原まで行こうと思わなかったというのも大きな理由ではありますが。 友達とたまの帰省中に遊ぶ程度なら、16000円くらいでそれなりの素人がでてきてサクっと気持ちよくなれればいい。もはや外れじゃなければラッキーくらいの感覚です。 なので僕と山○君はいつも、福原ではリーズナブルなお店ばかりを適当に選んでいました。 あと2人でいくときは予約の時間合わせが割と面倒なのもあり、来店指名オンリーの短時間で遊ぶことが殆どでした。 今回の正月帰省の前、山○君は突然ぼくにこんなことを言い出しました。 「今回は、正月の早割がある店に朝から行こう」 彼から聞いた正月の早割とは、先着10名限定で朝6頃店に並べば10000円で45分コースが遊べると言うもの。彼のよく行くお店が毎年やっているタイムサービスのようです。 パネルでの指名料を入れれば12000円で45分コースが遊べてしまいます。 「正月朝イチに女抱いてから、朝飯食って遊びに行こう」 山○君にそう言われ、1月1日の朝5時過ぎに僕らは起き、彼の運転する車に乗せられました。 福原に近づくと、いつも使っている福原近隣のコインパーキングへ車を停めます。 朝6時の誰もいない福原の通りを歩いていくと、目当ての店が見えてきました。正月のせいもあり閑散としています。人の気配は殆どありません。 山○君と既に10人打ち切りならどうしようかなんて話をしてましたが、そんなことは全くなさそうな気配です。 実際行ってみると、厚手のコートを着たおじさんが寒そうに1人並んでいただけでした。 山○君とどんな子を指名しようかなど密に話し合っているうちに10分くらいが過ぎました。 すると店の中から元気の良いボーイさんが出てきて「あけましておめでとうございます。お待たせしました!」の一言。 結局、正月の早割で並んでいたのはぼくと山○君とコートのおじさんの3人だけでした。 中に招き入れられると大きめのソファーとガラス張りの机があり、ボーイさんがまずコートのおじさんを呼びます。 先に並んでいたおじさんはパネル指名をしていたようでしたが、すぐに指名を済ませてしまいました。別のソファーへ移動し、来て1~2分そこらでもうくつろいでいます。 次にぼくと山○君がボーイさんに一緒に呼ばれ、いつものように一緒にパネル指名をすることに。指名するしない関わらず、なぜか既にパネルは並べられています。 まずシステムと料金の説明があり、ぼくら二人がパネル指名すると言ったところ、 「ではお客様、早割45分コースで10000円、指名料金2000円で12000円になります」 用意していた御代を渡すぼくと山○君。早速パネルを吟味し始めるぼくら。 山○君は並べられたパネルを一目見てすぐにタイプの子がいたようで、すぐに「この子がいいです。いいよな?」と僕にもなぜか了解を取り、あっさりと指名を決めようとします。 その子は、目元は涼しげでやや細めですが、意外と胸があるEカップの22歳。 屈託のない笑顔で、綺麗にまとまったルックスの女の子。写真の雰囲気はいかにもな清楚なお嬢様系。正に山○君のタイプの子でした。 見るからに清楚系の大学生くらいの年齢の子を、プロが上手く撮ったなと感じる雰囲気の写真。 内心ぼくも最初全部パネルを見渡した時、パネルならその子は第一候補かなと思っていました。 清楚系の素人がソープで働いているというギャップだけでも興奮します。 ただ、山○君があまりに早いもの勝ちでその子にがっついていたため、今回はまあいいかと遠慮することにしました。 残ったパネルは4枚くらいありましたが、そのうち2人は見た目の段階でパスだなと思っていた為2人に絞ることに。 残った2枚のうちは片方は、綺麗な茶髪でやや派手めですが、目元がかなり大きくパチっとしており、ストリート系と綺麗系を足して2で割ったような24歳の美人な女の子。 背丈も160以上胸もFカップと、写真でも全身をアピールしており、体つきを見ても抜群に良さそうな子です。 スタイルはいかにも世の大半の男が好きそうなそそる体という感じ。 ぼくはギャルも好きなので全然いけますが、山○君はこういう派手めのギャル風が苦手なのでいつも選びません。 もう一枚の方はどちらかというとパネルの印象はぱっと見だと大人しめの女の子ですが、見るからにゆるふわな可愛い印象。 第一印象は見るからに細身で黒髪のロングヘア。19歳154センチでCカップと記載がありました。 目も瞳も大きすぎず小さな顔、ふわっとした優しい目元。スタイルの全体像からはまだまだ幼さも残っている感じに見受けられました。 写真では透明感を演出するためか、白いランジェリーとはだけた上着を着てエロく撮れています。 ぼくが候補の2枚を指差し「この2人だとどっちがおすすめですか」と聞くと、 ボーイさんは一切考えることもなく、まずギャル風の方を先に指差し、 「この子は見た目通り、いわゆる親しみやすいギャル系なんですけどサービスもかなり良いですよ。スタイルがいい綺麗めの子が好きだったら間違いなく楽しめると思います。どんなお客さんにもおすすめできる子ですね」 ふむふむ、と聞くぼく。まあここまで躊躇いもなく薦めるってことは、はずれではなさそうだなと思いました。 次にギャルじゃない方をぼくが指差すとちょっと悩んだようにうーん、というボーイさん。 「こっちの子、19歳ってめっちゃ若いですよね。実際のところ、どんな子ですか」と興味本位で聞き出そうとするぼく。 「あ○かさんですか? お客さんよりかは間違いなく若いですよ。タイプで言うと、ほんと写真どおりの感じの子で……。ただ、年齢がかなり若いのでお仕事の経験はそこまでは長くない子ですね。年下系で、素人っぽい女の子が好きなお客さんなら是非おすすめできる子です」 すらすらと答えるボーイさんの複数のキーワードにこれはいいかもと、直感が反応します。 福原に来た当初なら見た目重視でギャルの方を指名していたでしょうが、派手めな女の子は何度か遊ぶと、何だか食傷気味になってしまいます。 逆に今度は素人っぽい落ち着いた子もいいなと思い始めていた頃でした。 ぼくがボーイさんの立場でもお客さんにおすすめするくらいなら、今まで勧めて良かった実績がなければわざわざおすすめとは言いません。 わざわざ嘘を言うと、リピートしてくれる客を手放すだけという結果にもなりかねないような気がします。 口車にのせられているだけの感も否めませんが、まあ面食いの山○君が通うほどの店なので今回そこは信用しています。 「じゃあ、今回はあ○かさんでお願いします」とキッパリと言うぼく。 ずっと悩んでいられないのもあり、今回は直感で19歳のあ○かという女の子を指名することにしました。 Fカップのスタイル抜群ギャルも心惹かれますが、まあ派手めの子は次回抜きに来た時で良いかとも思いました。 あ○かに関しても、嘘偽りなく写真どおりの感じであればかなりの可愛い系なのではないかと内心思っていました。 新年早々だし年下の女の子に癒されて1年のスタートにするのはいいかもしれない、という無駄な妄想を膨らませるぼく。 見た目は若干大人しめだし、年下の素人なら45分でもかなり攻め甲斐があるだろうなぁなんて勝手にプレイ内容まで想像し始めていました。 山○君とぼくは別々のソファーでボーイさんに呼ばれるまで待つことに。 それからはぼくらはソファーで爪を綺麗に切ったりトイレで口のケアなどしたり、ゆっくりとくつろいでいました。 30分ほどしたところで先に山○君が呼ばれ、その次にぼくが呼ばれました。 狭い店内を縫うように歩いていくボーイさんに途中まで誘導され、女の子がお出迎えしてくれる所まで連れて行かれます。 「それではお待たせしました。あ○かさんとごゆっくりお楽しみくださいませ……」 そう言うとボーイさんがすぐにいなくなって、個室の前でご対面の時間。 どんな子が出てくるのかと期待感が高まります。 目の前の個室のドアがゆっくりと開きます。 そして、こそこそっと彼女が小さな顔を覗かせます。 実物の第一印象ですが、パネルのスペックどおりに本当に若い。誰がどう見ても、二十歳前後くらいの女の子でしょう。 顔はシンプルに写真よりも明るめに垢抜けているようにも見え、素直に可愛いなと思いました。 顔全体のイメージも殆ど崩れておらず、目元も写真よりナチュラルに可愛く……ほどよく成長した肢体と、二十歳になったばかりくらいかなと感じる大人の入り口辺りいる女の子の顔立ち。 初対面なのに、何というか年がかなり近い妹系っぽい感じがしました。 背中の真ん中くらいまでありそうな黒髪は切られていたようですが、それでもまずまず長めと言えます。 見るからにパネルの写真を全て更に上乗せしたような感じ。 写真では化粧っ気が強くないので幼さがあるなと思っていましたが、実物は化粧の効果もあり写真以上の色気がありました。 「はじめまして、あ○かです。そこ絶対寒いと思うので、まずは中に入りましょうか!」 個室のドアが開き、お出迎えしてくれたのは写真通り白い薄手の下着がちらと見えます。上にも白いガウンを着ていました。実際の雰囲気はおとなしめではなく割りと元気でさわやかな感じの印象でした。 「えっと……では、まず。あけましておめでとうございます! 元旦で、超寒いなかお兄さんが私を選んでくれたの嬉しいです。ほんとに」 思ってた以上の可愛い子が出てきたんだからこっちも嬉しいよ、と言いたくもなりましたがぐっと我慢。そして想像以上に底抜けに明るい子だなと思います。 中に入ると暖房が適度に効いており奥にはベッドと洗い場が見えます。ちょっと照明は暗くしてるのかなという程度の室内。 「あけましておめでとう。新年の朝からここで温まりに来ました」 とよくありがちな客トークで返すぼく。正月に遊びに来ることが多いのでこのへんは慣れっこです。 屈託ない顔であ○かが笑うと「あ、ほんとだー、お兄さんが私の今年初めてのお客さんですね」と返してくれます。 「じゃあねー……まず。私から新年のご挨拶です」 あ○かは急に、上着を脱ごうとしでいた僕の眼前に接近します。 背伸びしてちゅっと軽くキスしてくれました。あ○かは見るからに150センチ前半なので、ぼくとは20センチ以上は体格差があります。 このあ○かという子は初対面でも予想以上に積極的です。 「ん・……」 ノリの良い挨拶代わりのキスかと思いきや、あ○かはキスを一向に辞めようとしません。むしろあ○かのキスはどんどんエスカレートしていきます。 柔らかく湿った唇と唾液が僕の口内にも微かに感じ取れるほどの優しいキスが何度も続きます。 開始早々ムードが出てきたので、ぼくはそのままあ○かの細い腰に手を回して軽く抱き寄せてあげます。 細いというよりかは、小さく華奢で脆い感じの細さです。 力を込めないように、少しでもキスが楽な姿勢になるよう両腕で抱き寄せました。 そのまま一度キスを止めてあ○かは、じいっとぼくの顔を見つめてきます。 すると「これじゃ全然足りないですか……?」ととろんとした顔で囁くあ○か。 こんなの断れるはずもない状況です。うんと頷くぼく。するとあ○かはまたキスを再開します。 そこからあ○かのキスは更に激しくなり、更に舌を絡ませてきて……気が付けば出会って3分も経たないうちにディープキスを開始するぼくたち。 30秒くらいの間、しんとなった室内で男女が2人。 背伸びしたあ○かを抱き寄せながら、二人の唾液が口の中で交わり合います。 単なるキスで脳内麻薬が出るってこういうことをいうんでしょうか。こんなにキスが上手い子って初めてだなぁと思いつつ、ぼくはあっさりメロメロ幸せな気分にされました。 間違いなく年下なのに、ぼくが人生で行った何百倍の回数キスをしてきてたんでしょうかこの子は。それくらい上手なキスです。 長いディープキスが終わり、抱き寄せた体をそっと下ろします。 唇を離したあ○かは、そこから上目遣いで微笑むこともなく真顔でじっとぼくを見てきます。こんな可愛い顔で、キスされじっと真顔で見られると……何も言えません。あ○かには目力があるなと思いました。 この子、本当にぼくのこと真剣に見てるな……と思って目が離せません。 「いきなりこんなめちゃめちゃされたら、すぐ駄目になりそう……」 流石にあ○かのディープキスに耐え切れず隙を見せてしまうぼく。 「私、こういうの……めっちゃ好き」 そこで真顔じゃなく初めてくすっと笑うあ○か。笑った顔は普通の可愛い女の子です。 するとあ○かはおもむろにガウンを脱ぎ始めます。 細くスレンダーな肉質の体、適度に華奢という印象です。 「弱いところを最初から心得てるな~」とぼくが茶化して言うと。 「ん……まだ、したい」とぼくの顔を見て、急に子供みたいにわがままをせがんでくるあ○か。ここで働いているってことを忘れてるんじゃないか、この子は……と心配になります。 「したいけど……うん。絶対後で何度でもするから。とりあえず脱いでまずお風呂いこっか」 とりあえずこのままだとずっとあ○かのペースになってしまいそうなので、いったん子供をあやすようにお風呂を促すぼく。それを聞いてハっとするあ○か。 「あ~ごめんなさい……じゃあ、私のこれ脱がせてもらっていいですか?」 そう言ってあ○かは背中を向けます。やっと仕事口調になり、少し敬語に戻ったのがより一掃エロく感じてきます。 「それでは」とぼくがブラのホックを丁寧に外してあげると、少し寒そうにするあ○か。 「ん~、やっぱ寒いですね。暖房もうちょっと強くしますか?」と言いつつぼくの方へ振り返るあ○か。 ぼくはうんと頷きます。充分暖かいとは思いますが、あ○かに暖房温度の調整を任せることに。 スペック通りあ○かの胸はやや小さめですが、貧乳というほどでもないCカップ。普通に綺麗な美白おっぱいがぼくの目の前に現れます。 淡い桃色の乳輪、ツンと膨れた乳首は小さかったです。少し触ってみたいと思いましたが、とりあえずベッドに行くまでは我慢しようかな、と思い直すぼく。 服を脱ぎ終わったぼくは、お風呂に温かいお湯が張っているようだったので、バスタブがある洗い場の方へ行きます。後を追いかけてこっちに来たあ○かが慣れた手つきでシャワーを使って急いで助平椅子を暖めます。 「シャワーであっためたので座ってくださいね~」とあ○かに促され、椅子に座ります。泡のついたスポンジを使い、手馴れた感じでぼくの一物を優しく綺麗に洗い始めます。まだ冷たい細い指がぼくの太腿と睾丸を刺激します。 「何個か質問していい?」顔から下の隅々まであ○かに丁寧にごしごしと洗われながらの中ですが聞いてみます。 「めっちゃ若く見えるけど二十歳くらい?」 「ん~、私、高校出てすぐ働いて、今ちょうど20で、今年で21です。お兄さんは何歳くらいですか?」 「24。今年で25になるけど……」 「それくらいですよね。お兄さんは何となく見た感じのまんまかなって」あ○かがぼくの一物の皮の中まで丹念に洗おうとするのでちょっと大きくなってきました。 泡を洗い流し終わった後、お風呂に入るぼく。続いてあ○かが入ってきて、すぐにぼくの体に正面からもたれかかってきました。 「ちょうどいい熱さで生き返るわぁ」と幸せな気分でぼくがしみじみと言っていると、あ○かがすかさず潤んだ目をして顔を近づけてきます。お風呂の中でもまたそれをしてくるとは、もはや反則です。 「あ……またそれ」とぼくが言いかけるとあ○かは何も言わず顔を近づけてまたキスをしようとします。 あ○かの柔らかいおっぱいがぼくの胸のあたりに密着します。こんな状況では抗えるはずもなく……。 そのまま、すぐにまたあ○かのペースになりディープキスが始まりました。 本当に積極的な子だな、と思うのも束の間舌が絡み合った瞬間に、また脳がとろけそうになりました。止まることなくあ○かの攻勢は続きます。 キスしながらですが、さり気なくあ○かの胸、腰、お尻、膣、色んな箇所を指の感触で確認してみます。 胸の膨らみは程よく弾力があり、お尻はもちっとしており程よい小ささ。腰はとにかく華奢。膣の方はちゃんと処理がされているのはわかるかなというくらいの生え具合。 長めのディープキスの後、顔を離したあ○かはまだとろとろ顔ですが、それ以上にとろとろの骨抜きにされてしまっているぼく。 「うん、こんな事言って悪いかもだけど。まだ会って10分くらいなのに……なんか、好きな子とこういうことしてる感覚かも……」 ぼくが唐突にそう言うと、反応するでも笑うわけでもなくあ○かはまだとろんとした顔のまま聞いていました。 「えっと……お兄さんも、もっと変になってくれていいかも……ですよ。時々自分でも何言ってるか私も、頭ではよくわかんないけど。なんかお兄さんならするの、いいかもって」 あ○かのたどたどしくも、男心に響いてくる語彙の羅列に尚更頭がとろけてきます。こんな状態でこんな子とベッドに行ったらどうなってしまうんだろうと思いながら。 そこからぼくたちは作業的に、プレイ前には必ず行う歯磨きと口ゆすぎをお互い行いつつ、他愛もない会話を交わします。今年の初詣はどこにいくのだとか、おみくじを引きたいだの、そんな感じのことを言っていた覚えしかないですが。 「なんかお風呂の中だと、ね。あれ、するのに……。じゃあそろそろ、あっちに行きます?」とあ○かはそう言うとベッドの方を軽く一瞥します。 むしろここで行かないわけがない。ゆったりもたれているあ○かの体を軽く抱き上げてお風呂から出やすくしてあげます。華奢で軽い体をそっと持ち上げて、お風呂を一緒に出ます。 ぼくはあ○かがバスタオルを用意してくれていたので、それを受け取り体をささっと拭くと、あ○かも丹念にお風呂で濡れた髪と体を拭いています。 おもむろぼくがベッドに座るとあ○かも隣に座り、ぼくの方にもたれかかってきました。あ○かは性質的に攻めっ気があるのか、率先してぼくの上になろうとします。 いい感じに仰向けにごろんとなったぼくの上にあ○かの全身の体重がかかってきます。あ○かの胸を押し付けられ目の前に顔がやってくると、また苛烈なディープキスが始まりました。ぼくの一物があ○かのお腹の辺りでムクムクと大きくなっていくのがわかります。 「ん……じゃあこっちも」とぼくの一物に感づいたあ○かはキスしながら器用に体勢をずらし、一物を右手で掴みゆっくりと動かし始めます。あ○かはカチカチに固まっていくぼくのモノを、キスと同時にリズムを刻むような感じで上手に扱いていきます。少しずつ先端に刺激があり、気持ちが良い感じです。 しばらくすると、あ○かはキスを止め、ゆっくりとぼくの両股の間に顔を準備すると、四つんばいになり小さな口でフェラをはじめました。 暖かい暖房の効いた部屋の中、あ○かがぼくの感じている顔を見ながら咥えて動かしている姿が見えてきて、ぼくもはぁはぁと吐息をもらしてしまいます。 そんなまじまじとこっちを見ながらそれをするのか……と思ってしまうほどこっちを見つめてきます。2分ほどそれが続きました。流石にぼくの方もかなり温まってきたのもあり、あ○かの体を知りたい、触りたいという気持ちが出てきました。 「そろそろ交代しよっか」とぼくが切り出すと、あ○かはフェラをやめてうんと頷きます。 あ○かはぼくの横にするすると移動し、どうぞ、という感じでゆったり身構えるような横向けの姿勢になりました。 体勢を入れ替え、あ○かの上に移動したぼくは散々せがまれていたのもあり、まずキスしてあげます。 この辺りで、あ○かの下の方の具合の方も気になったので、指を当てがってみようと思いました。 膣の全体にゆっくり指をあてていくとぬるぬるしたものが指先に感じられます。中の具合はどうなんだろうと思い、指先を秘部から中に進ませていくとあ○かが小さい声を漏らしました。どんどん奥に指を滑らせていくと最深部に到達しました。指を滑らしていても入口から中までに圧力がかなりあり、これはきつい感じかもだなとふと思いました。 「んん……」とあ○かが悶える様に感じている声が微かに聞こえます。 そこから更に指をゆっくり抜き、そこからは指を速いペースで、出し入れし始めるとあ○かは、どんどん声を大きくしていきます。 「……あん……あ。もう……それ……ん……」 かなりのペースで出し入れしていると、次第にかなり卑猥なぐちゅぐちゅとした音が、部屋に響くくらいの大きさになっていきます。 「さっきから凄い濡れてる音してるけど……大丈夫」とぼくはあ○かの耳元で端的に感想を伝えます。 「だって、それされると……もう」と明らかに大丈夫じゃなさそうです。目が既にぼうっと蕩けている様子のあ○か。 1~2分程度の指の出し入れで、ぐっちゃぐちゃになったあ○かの膣はもう限界だったのでしょう。シーツにも垂れてきており、ぐっしょり濡れるほど愛液が溢れてきていました。 更に執拗にあ○かにキスしながら、膣の指を念入りに出し入れしていきます。 あ○かの吐息の激しい感じが伝わってきてそろそろだな、という感じがしてきました。 「そろそろ○れる?」とタイミングを見計らってぼくが聞くと、あ○かは蕩けたままの表情を変えずこくんと頷きました。 するとあ○かは何かに気づいたように、どこからかゴムをすっと用意しました。手馴れた感じで開け、口写しでぼくのモノに装着。すっぽり咥え込む様にして軽く何度か舐めています。この辺りの技術はやっぱり慣れているなと感じました。 そのままぼくが移動し正常位の体勢へ。あ○かの軽い両足を一度ぐっと持ち上げ○れやすい体勢にします。 そしてガチガチに固くなったものをあ○かの真ん中辺りに定めようとします……。 ただぼくはここでちょっとだけ閃きがあり、少しだけあ○かをじらしてみることにしました。 優しくクリトリスを摘んでみるとあ○かはまたも感じた声を漏らします。 亀頭の先端を○り口にあてがったまま一気に行くまでもなく、何度もすりすりと擦ってみます。○にはまだ○れません。わざとらしく下手にじらしてみることにします。 「もぉ……やばい……早く……」とあ○かが声を漏らします。 流石に我慢できなくなったのか、先端を内側に少しずつ進ませていきますがまた元に戻します。クリトリスを刺激しながら先端だけゆっくりと○し○れ。あ○かはぷるぷると顔を左右に振ります。じれったそうに顔をじたばたとさせるあ○かを見ると、ぞくぞくと背中に愉悦感が高まります。 「それ、もぅ……ほんま意地悪。限界かも……」とあ○かのその言葉にぼくもじらすのはそろそろ観念してやろうと思いました。 それと同時に理性のロックがはずれ、一気に○の最○部まで○き○すように思い切り腰を○き出します。 ぼくは更に、あ○かの華奢な両腕をがしっと掴み、長い時間前後運動が続けられる体勢に入ります。 あ○かの最○部に一旦○○しては元に戻しの繰り返し。 先端を何度も何度もあ○かの○○口に押し当てる度に、微かに小さな声が出ているのがわかります。 ただ、あ○かの○は思った以上にかなりキ○く、時間が残っているのにかなり早くイってしまいそうな気がしてきました。 更にさっきまでは声を抑えていたあ○かでしたが、○まで何度も○き上げていくうちに、その度嬌声を出すくらいまでにとろとろにな状態になっています。 にゅるにゅるとした○の圧力がぼくの一物の根元から先端全てを○○してきます。 「もぉ……お兄さんの長いので……もっとそれで……もっと」 感じる声の合間、あ○かが囁くように要求してきます。 それにはぼくが全力で応えないといけない気がしました。ぼくはぼくで、頭がかなりくらくらしている中、今度はキスで口を塞ぎながら上にかぶさる様な体勢になり、ディープキスしながら腰をガンガンと○き下ろします。ぼくの方も脳が蕩けっぱなしですが、何とか理性を保ち射精までのタイミングを見計らいます。 もういきそうだなと思っていた矢先、あ○かは急に「今度は私が上になっていい……?」と言い出します。え? と思うぼく。 「実は私、上でイくのほんと好き……」となぜかにやけているあ○か。 どういうことかわかりませんが、騎乗位だとイケるってことかなと思うぼく。ここは仕方ないと思い、あ○かに身を任せることにします。 あ○かは仰向けになった僕の上に乗ると、まずぐしゃぐしゃになってしまっていた髪を後ろに持っていきます。下にいてそれを見ているぼくは、あ○かの細身のスタイル、弾力のあるおっぱい、奇麗に反り返った乳房とおへそに視線を奪われます。壮観な景色です。 ぼくの一物の先端を手に添え、何の恥ずかしげもなく見える○が見えるように開脚するあ○か。そこからちょっとずつ腰を落としていきます。どんどん吸い込まれていく光景とあ○かの○のきつさに、ぼくは射精の瞬間をイメージし始めます。 一番根元まで○り込むとあ○かは上体を僕の方に倒してまず華奢な腰を縦に速いペースで動かし始めます。 何よりあ○かの好みのペースで上下でしごかれるのは、さっきより凄まじい刺激で、自分が正常位で動いている時よりより一層、ぼくの脳に響いてきます。 「これ、ほんと、いい……お兄さんの長くて……」と腰を振りながら今度は顔を近づけてくるあ○か。 「滅茶苦茶キスしながらしよ」と思わず要望を出すぼく。 すると腰を叩き付けながら顔を近づけ、僕の口元で舌をだらんとたらしてきます。ぼくはあ○かの舌に吸い付くように顔を近づけると、舌を絡ませながら念入りにキス。 これって、なんて最高なんだろ、とぼくはとろけながら、全身、下腹部の先端に込みあがっていくものを感じます。 あ○かは「ん? もうイキそう?」と聞いてきます。年下のあ○かを先にイカしてやりたかったのに、ぼくは負けてしまいそうです。 「あ○かがイクまで我慢するから、先にイって……」ぼくはもう我慢できず呼び捨てであ○かの名前を読んでしまいます。 あ○かはそれを聞くと、更に腰を強く動かします。 「もうそろそろかも……お兄さんと一緒くらいにイキそうかも」 もたれてくるあ○かのそんな言葉を聞かされ、ぼくは内心もう駄目だと思いました。 10秒後くらいには出る。はっきりとわかる感覚。 ぼくが初めての経験をしたときと似たような電流が、頭を過ぎる。昔感じた電流、脳内麻薬の分泌記憶が一気に蘇ります。 「やばいって……もうだめ……あぁ……」 絶頂する前最後にあ○かと目が合ったときぼくの下半身は完全に爆ぜました。 びゅるるるるると3秒……4秒……5秒まだあ○かが動く○のうねりの中、射精は続きます。 「あはぁ……めっちゃ凄い勢い……私も……もうやばい」 ぼくが極度の快感で真っ白になっている中あ○かはまだ腰を振るのをやめませんでした。 10秒20秒とまだ腰を振り続けます。 遂にあ○かも、絶頂に至ったのか、びくびくと下半身を震わせているのが見えました。 「あぁぁ……」という声と共にあ○かはグッタリぼくの胸の辺りに顔を押し付けてきます。 ぼくらは、運よく2人とも絶頂しました。あ○かが気持ちよくイけたことはぼくにとっても嬉しかったし、ぼくも久しぶりの脳が蕩けそうな気持ちよさを体感できて満足していました。 ぼくらはその後身体を拭くでもなく、何を言うでもなく数分ぼーっと2人でベッドに横たわっていました。 ただ、行為の余韻が長い中で、そのときぼくの脳裏にはふとこんなことが浮かんできます。 ぼくはあ○かとこのまま付き合ってしまえばいいんじゃないか……と。 店でやるだけじゃなく、あ○かはぼくだけでいいだろなんて……。 何も、こんな店の中じゃなくてもいいんじゃないか……。 よくある自分勝手で高慢な想像を……。 そんなことを考えている内にあ○かはぐったりモードから復活したのか「めちゃ良かった、めちゃお兄さんの顔、可愛かった」などと憎らしいことを言ってきます。 「あ○かのこと好きかも」と恥ずかしげもなく言い切ってしまう24歳のぼく。 そう言うとあ○かは恥ずかしそうに「あはは……お兄さんなら、かなり嬉しいけど、初めてで好きになっちゃ駄目じゃないかな……?」と少し涼しげな感じでぼくをかわします。 「関係ないよ。本気で付き合わない?」 とはその時は言えませんでした。 でも本気で言っておけば良かった、と今では少し後悔しています。 咄嗟にでも言えなかったのは、あれだけ乱れていたあ○かの、行為が終わった後のどこか寂しげな表情、非日常から日常に戻っていく様を見て、この子はやっぱり福原で働く女の子なんだと感じて躊躇いがあったからです。 でも初めてでここまでの気にさせてくれた子です。 恋人になれなくとも、もう一度抱き寄せてキスをするくらいならいいだろうと思い、思い切り力を込め舌を絡ませたキスをします。こんな時に強引になる自分がちょっと悲しかった。 「お兄さんってほんと強引すぎる……そういうの好きやけど。本気になっちゃだめだよ……お兄さんにも合う子って、絶対見つかるよ」とあ○かが漏らすと、ぼくはふと我に帰りあ○かの体を離してあげます。 「あ~時間来ちゃうよ~」とあたふたと慌て始めるあ○か。 無情にも10分前のアラームが鳴り響くと、あ○かは先ほどとは違い、接客をする若者に戻っていきます。 あ○かは服を着ると、名刺カードに何やら必死にメッセージを書いています。 ぼくは脇に灰皿を見つけたので、我慢していた煙草に火を点け、天を仰ぎました。 何でこんな所で偶然出会ってしまったんだろう……と思っていましたが、今はそんな余韻も少し引いてきて、あ○かに渡された名刺カードを財布に入れ服を着始めていました。 遂に時間が来てぼくはあ○かに部屋から送り出されます 「ほんとありがとう」とぼく。 「お兄さんも元気でね。また会いたいな……次の出勤で来たら会えるよ」 くすくす笑うあ○かを抱き寄せお別れのキス。 これで甘い一時も終わり、ぼくも日常に戻るのです。 あ○かにはまた会いにまた来ようと思ったのですが、その後ぼくは彼女と二度と会うことはありませんでした。 正月明けはぼくもかなり仕事が忙しかったせいもあり、神戸に帰ることなどできませんでした。そして、ようやく3月になって仕事が落ち着くことができました。 神戸に戻ろうと思った時、真っ先に思い浮かんだのがあ○かの顔でした。 あ○かに会う為もう一度指名しようと思い店のHPを開きますが、隅なく探してもあ○かの名前が何処にもありません。 そもそも同じ女の子をもう一度指名しようなんて考えること自体が初めてのことでした。 他の店にいるのかもと思い、あ○かという源氏名でかなり検索してみましたがぼくの知らない、あ○かという名前の女の子しかいません。 似たような顔の子もいません。何処に行ったのかと思い、段々途方に暮れ空しくなってきました。 結論から言うと、あの時ぼくが元旦に偶然出会った、あ○かはもう福原を去っており、二度と顔を見ることはありませんでした。 彼女が何処かで生きていれば今は31歳くらいになっているのでしょうが、何処でどんな人生を送っているのでしょうか。 一度会えるなら会いたいものですが、会うことはおそらく叶わないでしょう。 ぼくは巷であ○かという名前を見てしまうと、彼女のことを今でも思い返してしまいます。 | |