10年前のデリヘルチラシを発掘した件 - ハグ山のりおの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

10年前ほどの、ちょっと昔に関連したお話。
といっても、風俗で遊んだ話ではありません。

約10年ほど前、某繁華街近くの学校に通っていました。
その当時はピンクチラシの全盛期だったのでしょうか、公衆電話にはデリヘル広告のビラやミニ冊子が山積みされていました。
ご丁寧に毎月新しいものが刷られてた……携帯電話普及期でしたが、公衆電話から指定の電話番号に掛けて遊ぶというシステムだったようです。
勿論遊べない年齢だった自分は、こっそりとそれを何冊か持ち帰り、エロ本代わりに眺めていたものです。

時が経って、机の引き出しを漁ったら、処分せずに残っていた何冊かが出てきました。
改めて、よくよく読んでみます。

・一冊で66店舗（？）掲載されている。ほぼデリヘルのみと推測される
・10代、20代専門店から熟女オンリーまで様々
・90分2万5000円、120分3万円～3万5000円が相場
・デリヘル的なプレイ内容ばかり
・連絡先はほぼ携帯電話のみ。今で言う無店舗型？
・写真はどこかのグラビアか写真集、エロ本から切り抜いてきたであろうものばかり
・当然、在籍嬢の写真はなし

割と今の風俗雑誌に近いものはありますが……これでよくお客を呼び込めていたものです。特に在籍嬢の写真が無いというのは、今の風俗遊びの習慣を考えると恐ろしい話です。
パネマジなんてレベルじゃありません。ウリ文句とかけ離れた人がやってくるなんて事もザラだったのではないでしょうか？

このピンクチラシ、いつ頃無くなったかは覚えていません。
大学に上がった後もたまに寄っていましたが、その頃にはもう無くなっていたかと思います。
同時期にはインターネットもだいぶ普及していたので、そちらに軸足を移していったのか、あるいは警察等による規制が入ったか……どちらにせよ、今ではまず作られないだろう代物です。そもそも、これらの店舗ってまだ生きているんでしょうか？名前を変えて生き延びてたりはしていそうですが……

でも、これに似ているものを知っています。
アダルトショップの中には、風俗広告を兼ねたフリーマガジンや新聞が無料配布されている事があります。中には有料のものを無料配布するケースも……
これも、ピンクチラシの流れを汲んだものと言えるのではないでしょうか？雑誌媒体はまだまだ重要な広告手段のようです。


99％捨てられるだろう風俗店の広告・雑誌も、資料として大切にしていくと、後年新たな発見があるかもしれません。
処分せずに持っておきましょう。


最後に。
グラビア写真とはいえ、女の子の可愛さは今のほうが断然上でした。