タイトル | タケノコ剥ぎ |
---|---|
投稿者 | 140キロの坊主 |
投稿日 | 2018年12月22日 |
『タケノコ剥ぎ』 歌舞伎町を歩いていた時、とある古い雑居ビルの前で足が止まった。 なぜか懐かしさを感じた。 あぁ『タケノコ剥ぎ』だ! 数十年前の記憶が蘇ってきた… 『タケノコ剥ぎ』。今では、存在しないのかもしれませんが… 『タケノコ剥ぎ』とは「ぼったぐり」の手口の一種で、最初の料金は安いが服を一枚脱ぐとか細かな行為(性的なものも含む)に対して追加料金を取り、終いには高額な支払いになってしまうものです・・・ いわゆる詐欺の様な「ぼったぐり」です! 昔は本当、「ぼったぐり」をする悪質な店が多かった気がします。 小生も風俗デビューしたての頃は、世間知らずのお坊ちゃんでしたから 度々「ぼったぐり」に遭い痛い目・悔しい思いをさせられました(涙)。 人生で初めての「ぼったぐり」が『タケノコ剥ぎ』でした。 その苦い体験をバネにして様々な人生経験を積み重ね、胆力を鍛え、見た目(体格・髪型・服装等々)を変えて ”お坊ちゃんからの脱皮“ を果たしてリベンジ。 この時代…『タケノコ剥ぎ』をする店の女の子は可愛い子が多く、男性スタッフも苦情を受けるのが嫌でフロントから消えてしまう。 『タケノコ剥ぎ』を逆手に取って、強引な行為をし良い思いをさせて頂いた事も御座いました。 今、思い出すと恥ずかしい限りです… 若気の至りとはいえ、盗人の上前を取る様な事をしたと反省しております。 見た目、マル暴or筋物に間違われる為に客引き全盛期に盛り場へ行っても声をかけて貰えませんでしたし、出入り禁止の店も御座いました(少し寂しいかな…)。 夜一人で都内の盛り場を歩いた時の出来事、路上に数台の黒塗りのベンツ(この頃の筋物は皆、ベンツがお好きでした)の周辺に十数人の若衆が親分待ちで屯しておりました。 こりゃヤバイかなと思ったが、姿勢を正して堂々と胸を張り歩いていて行くと… 全員が、きちんと整列して〖ご苦労様です〗と言って頭を下げ御挨拶された時は驚きました(マル暴or筋物、どちらに間違われたのかは不明ですが…恐くて聞けませんよね)。 また普段の買い物(百貨店or家電量販店等々)へ行っても目が合っているのに店員さんに避けられるのが日常茶飯事です(笑)。 ✓悔しい思いも辛い経験も✓歳月が懐かしい思い出にしてくれるものです✓ でも本当にイイ時代になりました。 口コミ情報局をはじめとして《良い店&良い女の子》を教えて下さるのだから… | |
この風俗コラムへの応援コメント(2件)