帰る場所 - エロスケ魔神の風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

いつものようにギューってしながらチュってして部屋を出る。
しっかりと手を繋いで階段を1段1段ゆっくりと下りていく。

ギューってハグして
「お仕事お疲れ様。いってらっしゃい」
といってきますのキス。
お互いに頑張ろう、頑張ってねって想いが込められているかのような、たっぷりと気持ちのこもったキス。

「おやすみなさい」
「大好き」
と言いしっかりと手を握ってくれる。
また不意打ちで言われちゃった。
今まで好きと言った回数よりも好きと言われた回数の方が多い気がする。
ちゃんと数えてはいないけど、きっとそうなんだろうなぁ。

「いってらっしゃい」
と言われたので
「いってきます」
と返して最後の瞬間まで手をギュってしたままその場を後にする。

次にいつ会えるかはわからない。
でも、絶対にまた会えるからとそんな想いを込めていってきます……

家に帰ると、机の上についさきほど渡された手紙を目の前に眺めながら日記を綴っていく。


………1週間がたって、もう1週間かぁって会えない寂しさをよそに、頑張ってるかなぁとふと思う。
2週間がたち、夜空を見上げて綺麗な月を眺めながらまた、頑張ってるよね？明日は仕事が休みだけど会えないか、次はいつになるのかなぁとふと思った。

淋しい気持ちも、切ない気持ちも、ないわけではない。
でも今は
頑張ってるかな？
しっかりね！
大丈夫だよね？
待ってるよ！
と、ただひたすら信じて待っている。

いつもは私が帰るのを待ってくれている。
今は私が、帰りを待っている。
帰ってきたら、私も必ず帰るから……