タイトル | 風活での葛藤 |
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投稿者 | ATP |
投稿日 | 2019年11月30日 |
『風活での葛藤』 とある週末の夕方。 「お先に失礼しまーす」 と声を掛け、退社しようとする… 同僚「あれ? 珍しい! 今日は早いっすね」 (だいたいオイラの退社は一番最後になることが多いので) 自分「たまには早く上がったってイイだろっ」 同僚「今日は奥さんに内緒の逢瀬ですか!?」 (40代半ばの所帯持ちともなると「不倫」も話題に上がる訳で) 自分「そんな財力がどこにあるっつうの!」 「じゃあ風俗だ!」 という声は上がらない。 なぜならば、「風活」をしていることは公言していないし、そういう人間像は見せていないから。 独身時代のオイラを知る古株であれば風俗好きなのは既知のとおりなのだが、いまココにいるのはそういう事実を知らない比較的社歴の浅い人たちばかり。 ということで、会社を出てクルマに乗り込み、おもむろにスマホでチェックを始める。 そう、これから行こうと思っているお店の出勤嬢のチェック! 「よかった、出勤している!」 と、ここで予約電話を入れられればベストなのだが、職場から目的地まではクルマで1時間半近く掛かる。 しかも帰宅ラッシュ時間ともバッティングするし、目的の風活地周辺は県内有数の大都市&繁華街なので、カーナビでの到着予想時刻を大幅に上回ることは容易に想像がつく…。 なので、ある程度のところまでクルマを走らせ、おおよそのメドが立った時点で予約電話を入れるのが得策と考えているし、以前からそういう手法を取ってきた。 ここで、悩ましい問題が発生。 カーナビによると「一般道利用」と「高速道利用」で30分ほどの違いがあるようだ。 この時間帯の30分短縮はかなりのメリットだ。前述の帰宅ラッシュの要素から考えれば30分以上の短縮になる可能性大だし。 以前もこの作戦が成功し、楽しい&気持ちいい風活が出来た実績があったので、迷わず高速を利用する! (たった2区間、5~600円だが) 高速のクルマの流れもスムーズで、一般道のように流れては…渋滞して… というようなことも無いので精神衛生上も良いことこの上ない! ところが、高速を降りようとしたところで様子が急変。 本線から出口に向けて車線変更してすぐに渋滞。 まぁ、想定の範囲内だ。 料金所まで延々と続く渋滞。 これもやむを得ないだろう。 しかし、料金所を出てから一般道に出るクルマの動きが全くない…。 たしかに、ここの一般道合流は大型国道のため、結構混むことで知られているものの、あきらかに違和感を覚えるレベル。。 そんなこんなでクルマは動かずに時間だけが過ぎていく。 まぁ、おかげで目的店のリアルタイム情報がチェック出来たのだが。 いまのところ、目的嬢の待ち時間情報に変化はない。良かった! そして、ようやく渋滞も緩和してきたようで動き始めた。 こうなると逆に不安になるのが、目的嬢を取られてしまわないかということ。走行中はチェックが出来ないし、まだ渋滞ポイントが結構先にしかも複数あるので到着予想が読めないので予約電話を入れられないのだ…。 そして、しばし走って予想通りの渋滞ポイントで渋滞遭遇。 ここで、再び目的嬢チェック。 「えっ、マジか…」 そう、目的嬢に先客が入ってしまった。。 次のご案内時刻を見ると、当初予定時刻より80分後。。 しょうがない…許容範囲内の時間だ。 と自分に言い聞かせるとともに、同時間帯の他の嬢のチェックもしてみる。 4~5名ほど同時間帯可能嬢がいたが、そのなかでビビッと!?きた嬢が2人いた。 目的嬢がダメだったら、この2人のどっちでもOKだなぁ♪ などと考え始めた自分。 そして、また渋滞が解消しクルマを進めていく。 しばし走らせ、次の渋滞ポイントに差し掛かる。 さて再び目的嬢チェック。 「え、えっ、え~~~」 イヤな予感的中。。 目的嬢さらに先客が入った模様で、次のご案内時刻は、先ほどのさらに90分後。。 つまり170分後。 さすがにこりゃ無理だ…。 ということで、保険の意味でチェックしておいた「ビビッと嬢」(笑)を確認してみると… 「マジかい…」 奈落の底に突き落とされた気分に。。 2人とも、目的嬢同様先客が入ってしまったようだ。。 ガッカリすると同時に自分の体の異変に気付く。 顔がポーッとしており、おでこを触るとなんか熱っぽい。。 そして、頭がズキズキと痛む。。 こりゃ風邪っぽいなぁ。。 思い当たる節はある。 今日は中仕事よりも外仕事の時間が圧倒的に多かった日で、しかもお日様もろくに出ない天気で寒かったのだ。 (こんな体調のすぐれない日にスッポンポンで○○してたら悪化するなぁ) (でも、ここまで来ちゃってるのに今さら断念するのももったいないなぁ) という葛藤が続くなか、どっちに転んでも大丈夫なようにと、何はともあれクルマを走らせます。 そして、目的地周辺に到着。 ひとまず再チェックをしてみると、さっきの状況から悪化することもないし好転もしていない状況の嬢の案内状況。 いっぽう、自分の体調はというとコチラも悪化もなければ好転もない状況。 ふと、あることを思い出す。 実は同じようなシステム(時間&金額設定が)の他店をチェックしてあったのだ、前日に。 これで、気になる嬢が待ち時間ない状況であれば「今日は急遽夕飯を外で食べてくることになった、ゴメンネ」コール!?をしてしまうか。体調はイマイチだけどここまで来たんだし。 そこで、他店のページを覗いてみる… すると、コチラも気になる嬢の待ち時間がかなりありそうなことが判明。 ずっとモヤモヤしていた状況に結論が出た。 (残念だけど今日は遊ばずにおとなしく帰ろう…) そして、家に「帰るコール」する。 こういう時にかぎって妙にカミさんの声が優しく、可愛らしく聞こえるのだから不思議なものだ。 自分のなかの背徳感への後ろめたさが増長されてしまう。。 ということで、わざわざ風活に出掛けて行ったのに急遽中止してしまった、とある日の報告でした。 正解だったのか不正解だったのか、答は人それぞれ違うでしょうし、その時の状況によっても変わってくるでしょう。 なにはともあれ、来月は年末。 良い「風活おさめ」が出来るよう、体調管理、スケジュール管理しておきたいと思います! なお、このコラム内の内容はすべてノンフィクションとなっております(笑) 長編をご覧頂きありがとうございました! | |
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