タイトル | 月イチコラムvol.1〜思い出の客電〜 |
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投稿者 | 冷やっこ |
投稿日 | 2020年05月30日 |
『月イチコラムvol.1〜思い出の客電〜』 こんにちは! 最近お気に入りの子を見つけてしまい、再び火がついた冷やっこです。 月に一回はコラム書いてみようかという思い、持ってるネタを小出しにしていこうと思います。 最後までお読み頂けたら幸いです。 今回は内勤時代の話です。 皆さんは思い入れのある子っていらっしゃいますか?本指名で足繁く通い、毎回会うのが楽しくてしょうがない。みたいな。 そういった時間がいつまでも続けばいいものですが、意外と別れは突然だったりするものです。 女の子が移籍してしまったり、引退してしまったり、はたまたNGを食らったり。 会いたいのに会えない。 気持ちは高鳴るばかりでどこの店に移ったのか探したりする方もいらっしゃると思います。 もちろんそういった電話がかかってくることも多いのですが、多くの場合は「個人情報の保護」を盾にやんわりとお断りしたり、似たようなタイプの女の子を紹介したりします。 ある日、一本の電話が鳴りました。 当時勤めてたお店は着信と同時に過去の履歴や細かな情報がPCに表示されるのですが、そのお客様は同じ女の子しか入っていないお客様でした。 しかもかなり高い頻度で。 私 「お電話ありがとうございます!〇〇の冷やっこです!」 客 「あの、、、以前そちらにいらっしゃったナナさん(仮名)は今どこのお店に行ったか分かりませんでしょうか?」 (やはりその手の問い合わせだなと思いながら、) 私 「はい。ナナさんがどこに行ったのかは当店でも把握していないところでして、、、」 大きなため息と落胆する姿が浮かびました。 客 「そうですかぁ〜どうしても会いたくって電話してしまった次第でして、、、」 私 「そうなんですね。私どもも探しているのですが、あまりにも突然のことでしたので残念に思ってるんですよ」 私 「あ、でも、彼女のことですからきっとどこかの世界できっと輝いていると思いますよ!」 彼女はとても笑顔が素敵な方でした。誌名ランキングでも1.2を争う子でしたから。 客 「そうですよね!また会えるのを楽しみに待ちたいと思います。」 私 「会えるといいですね!応援していますよ!」 と、ここで電話を切りました。 普通であれば、似たタイプの子を紹介して営業をかけるのですが、今回は完全な問い合わせだと思ったので紹介はしませんでした。 あとで上司に怒られましたけど(汗) 実は彼女。 不慮の交通事故で亡くなってしまってるのです。経緯も成り行きも全て聞いているので今でも胸が痛くなります。 今回の対応がそれで良かったのかはわかりません。でも、お客様の中で彼女は輝いていてほしいですから今回はその対応で良かったのかなって思ってます。 私は遊ぶ時は全力で遊びます。 また会いたいと思っても次回必ず会えるとは限りませんから。 そういった思いが嫌であえて毎回違う女の子を呼ぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、本指名って意外と重く、意味があるように思えてなりません。 彼女と話した最後の会話。 「アタシ、もう孫いるし、オンナの幸せ全部使っちゃったんだ」って。 親子共々10代で出産していればよくある話です。 いつもニコニコしてた彼女らしくない、その時の表情が忘れられません。 私はこう返しました。 「いやいや、まだまだ幸せは転がってますよ!だからナナさんも幸せになろっ!」 そんな何気ない会話でした。 一期一会ってホント大切。 最後までお読みいただき、ありがとうございました! | |
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