タイトル | 夢かなっても・・・ |
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投稿者 | ろくのすけ |
投稿日 | 2022年02月01日 |
『夢かなっても・・・』 みなさんこんばんは、オナクラ伝道師ろくのすけでございます。 まだまだ寒いですがもうすぐ立春、春はそこまで近づいています 春と言えば別れと出会いの季節。 そう、オキニロスの季節でもあるのです。 オキニロスはとてもつらいですが、目標を達成し夢に向かって新しい一歩を踏み出す彼女たちを、気持ち良く送り出してあげたいものです。 ⬆心底このような心境になるのに3年ほどかかりました。 昨年の春に私はオキニをロスする予定になっていました。 お相手は美容系の専門学校に通う学生Sちゃん。 卒業を機に風俗から足を洗い昼職一本で生活する予定になっていました。 秋にはそれを聞かされていたので、覚悟を決めて通っておりました。 年明けにはプロフィール写真を消し、写メ日記も全削除し、来たるべきその日への準備が進んでいきました。 しかし・・・ 話し変わって昨年の秋。 あるお店で出会ったレア出勤の女の子Nちゃん、年齢は20代後半ぐらいであろうか。 美容系の昼職がメインで、休日は同業他社でアルバイト、それがない時は風俗で働いているという。 わりと何でも話してくれる気さくな子だったので業界のことを聞いてみた。 いわく・・・ ⚫普通に専門学校出た程度では、就職はできるけどがっつり稼ぐのは難しい。 ⚫新入社員の給料は13から良くても15、東京で1人暮らしするのはかなり厳しい。 ⚫海外留学して技術を身につければ待遇が変わる。 ⚫お客様の手前、本人も人並み以上に美容に気を配る必要があるので経費がかかる(自腹で自社商品購入等もあるらしい) 風俗で働いてなんとか学費を払い、頑張って勉強し資格をとって希望通りの就職をしても、待っている未来は楽ではないのです。 なによりキャリアを積んでいるこの子が、まだ風俗で働いているのです。 さらに話変わって・・ 今年に入って聞いた話、会うのは2度目の10代女子大学生Hちゃん。 将来の夢は某テーマパークで働くこと。 そのための大学に通っているとのこと。 自分が受験したころは、そういう職業に特化した分野は専門学校で学ぶものでした。 今は4年制大学でもそういう専門分野が学べるようになっていて、観光学部、観光ホスピタリティ学科等がそれにあたります。 日本一人気のある、齧歯類小動物のキャラクターが主役を務めるテーマパーク。 そこのキャストになりたいらしい。 お客様への神対応の逸話は山ほどあり、遊びに行ったことのある人なら憧れてしまうのもよくわかります。 「やりがい」という点においては、こんなに素晴らしい仕事はそうそうないでしょう。 目を輝かせて夢を語る彼女を応援してあげたくなりました。 が・・・ その夜、気になって少し調べてみました。 やはり、思った通り! 現場で働くキャストはほとんど非正規雇用らしいのです。 正社員登用という、まさにシンデレラストーリーもあるようですが、都市伝説レベルのお話。 やりがいはあるけれど、経済的には厳しい・・・ そんな未来が容易に想像できるのです。 そしてこの原稿を書き上げて送信する直前! 一昨年の夏に出会ったRちゃん、3ヶ月のあいだ超鬼出勤で目標のお金を貯めて予定通りにすっぱりと消えたのに・・・ この第6波感染者激増のタイミングで復帰、何があったんでしょう? 若い女の子が見た目にキラキラしている仕事に憧れてしまうのは無理もないことでしょう。 本人にやる気がなければ続かないし、どんな仕事でも最初から十分な収入を得られるわけではありません。 そこから先は本人の頑張り次第ですからね。 最初の話のSちゃんは昼職頑張りながら、風俗も続けています。 一時は削除したプロフィール写真も写メ日記も新たに載せて、当分続けようという意識が漂っています。 風活者としては、大好きになった女の子をロスすることなく逢い続けられるのは嬉しいこと、自分にできることは通って見守り続けることだけです。 それにしても・・・ オキニロスを嘆くばかりだった自分がようやく心の持ちようを変えて、彼女たちの卒業を肯定的に受け止められるようになったのに・・ なかなか風俗から足を抜き切れない現実がある、なんとも皮肉なものです。 2番目の話のNちゃんが最後にぽつりと言った言葉、それが全てを物語っているような・・・ 『一度夜の仕事の稼ぎを知っちゃうとね・・・』 | |
この風俗コラムへの応援コメント(16件中、最新3件)
- aki@kt(79)2022/2/16>>ろくのすけ(48)の『夢かなっても・・・』のコラムろくのすけ 様
ゆめかなコラム拝読しました。
私のオキニロスはちょうど2年前の2月で
色々と思い出します。
私が年末に投稿した復帰してもコラムでも
少し触れさせて頂きました。
姫側の事情も様々で卒業の決意と同じ位に
復帰の決意も大きなものですね。
それを知り過ぎている客だと手放しで喜ぶ
気持ちにはなりにくいと思います。
昼職だけで暮らせる世の中が理想ですけど
こちら側も姫達を必要としてますからね。
中々難しいなと思います。
このコラムを拝読して3年前に投稿された
某あんずさんの夢の国か泡の国かを考える
コラムを思い出しました。
返信コメントもありがとうございました。