タイトル | 1stソープ物語 豪快だったあの人 |
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投稿者 | すなだるま |
投稿日 | 2022年08月03日 |
『1stソープ物語 豪快だったあの人』 3人連続でサイトに告知のない〇〇〇〇有りのヒメにあたるという、珍しい体験をしてしまったすなだるまです、こんばんは。 相変わらずのどうでもいい書き出し、しかもウザいことこの上ないおっさんの昔語りではありますが、お付き合いいただければ幸いです。 さて、誰にでもある初めての経験、それは良しにしろあしにしろ、記憶に強く残るものでしょう。 しかも付随するエピソードが多かったりすると、一層強烈な思い出になったりするものです。 すなだるまにとっての初めてから3度目までのソープ体験は、まさにそれを地でいく出来事でありました。 話の発端は昭和の末期、知人のNからとある連絡が入ったことに端を発します。 このNという男、自己中心的で金にガメツい癖に、ええかっこしいで金遣いが荒いという、とんでもない野郎だったりします。 当時も仲間内では結構ハブられていたのですが年上ということもあり、すなだるま的に関係を切れない事情もあって、仕方なしに付き合っていたような間柄でした。 コイツのせいで後にとんでもない事態に巻き込まれてしまうのですが、それはその内に機会があれば書くことにします。 で、Nからの連絡がなんだったかというと、「パチスロで大儲けしたからソープおごってやる」という内容のものでした。 気前のいい話に見えますが、要は『店を探せ・車出せ』という裏側ありありのお話しだったわけです。 現在ならば即断るのでしょうが、当時ソープ童貞だった自分、これもいい機会かとつい引き受けてしまいました。 とはいえソープ童貞、一見なのに限られた予算で良い店を選ぶことなど、不可能に等しいミッションです。 そんな時に役立ったのが当時最強の風俗情報誌『ナ〇タ〇』でした。 買いに行ったコンビニのレジが中学の後輩だったという、痛々しいわりにどうでもいい話もありましたが、とりあえず最強の味方を手に入れたすなだるま。 選び出したのは、川崎堀之内にある〇〇〇〇〇〇という大衆ソープでした。 この〇〇〇〇〇〇というお店、当時は系列店が3軒並んで営業しておりまして、その内の1軒が今でも名称そのままに残っているようです。 ン十年ぶりに再訪してみたい気もするのですが、その可能性は薄そう・・・ 閑話休題、とりあえず突撃先が決定し、Nをピックアップして一路川崎へ。 道中に繰り返される「俺が金だしてやる」的な発言に辟易したものの、無事にお店に到着。 予約まではしていなかったので多少の待ち時間はありましたが、ほどなくしてボーイさんによるご案内。 ここは顔を立ててNを先に送り出し、自分も待つこと数分で、初のソープ嬢とのご対面となりました。 今でも忘れられません、〇〇〇〇さんとの出会いでした。 いやあ、ン十年以上経ちますが、はっきり憶えてますねぇ。 年齢は当時の自分よりも少々上といったところか。 平均よりもやや肉付きのいい身体と、その割には小ぶりなおっぱい。 美人ではないが愛嬌のあるお顔は、常にニコニコと笑みを湛えておりました。 なによりもその性格は、タイトル通りといいますか、サバサバアッパー系とでもいいますか・・・良く言えば気風のよい、悪く言えばガラッパチというようなお嬢さんでした。 部屋に通され、お茶飲んで一服しつつプレイの準備という流れの中でも、明るく話し続けて場を盛り上げてくれます。 で、読んでいてご理解いただけると思いますが、こちらもコメディアン系人間。 常にウケを狙いに行く会話スタイルが、妙に気に入られてしまったようです。 まあ営業なんじゃない?と言われればそれまでなんですが、こんな流れもあったりで・・・ 「いやー待機室でもさ『cdっちゃんらしいよね』とかよく言われんのw」 「えwちょ待ってw」 「ん?」 「cdちゃんって本名じゃ?やばくないの?」 「ああ、違う違うwあたしの源氏名ってabcdefじゃない?だからcdっちゃん」 「あーなるほどそういうw」 「あたし本名は〇×△□だからw」 「ちょwwwww」 こちらが訊いてないのに本名を教えてくれた嬢は、後にも先にも彼女一人です(笑) そんな感じでプレイ中も盛り上がり続け、その後もまったく途切れない楽しい会話。 あがりの時間がきてタイマーがアラームを響かせてもそれは止まらず、怒られないか心配するすなだるまに 「大丈夫大丈夫、あたしが髪の毛濡れちゃって乾かしてたとでも言えばいいから」と時短ならぬ時長モードという珍しい状態。 それでも引き延ばしには限界が、フロントからのコールで楽しい時間も終りを告げます。 別れ際にしっかり名刺をいただくと、「ホントに気に入ったんだからね、絶対また来てよ」と首に抱きついてキスをしてくれました。 風俗でキスが当たり前になるのは90年代後半以降ですので、その十年も前にキスをされたというのは、本当に衝撃的でした。 彼女の魅力にすっかり虜になり、夢見心地のまま部屋を後にしたのです。 そのあとに待ち受けていたNの膨れ面を見るまででしたが(笑) いやー、こいつの存在をすっかり忘れていました。 そりゃドライバーはすなだるまですし、一人で帰れはしませんがな。 しかも自己中らしく『俺様神様お客様』をやらかしたらしく、嬢に塩対応された上に時短までくらった模様。 時間以上に楽しんでしまったすなだるまに散々待たされることになり、不満爆発寸前といったところでした。 帰りの道中でもずっと愚痴りっぱなし。 挙句の果てには「俺が金出してやったのにお前だけ」と、こちらにあたり始める始末。 楽しかった時間を台無しにされて、すなだるま、さすがにキレました。 道路脇に車を停めてソープ代を突き返し、ここで降りて自分で帰れと突き放しました。 格下に見ていた相手に突然反抗されて唖然としていたNですが、なぜか途端に弱気になって「そんなつもりじゃない、返せなんて言ってない、ここからじゃ帰れない」などと言い訳を始めるN。 お前にはもう借りも貸しも作りたくない、その金でタクシー乗って帰れとまで言ったのですがね・・・なぜかNは一向に車を降りず、ぐじぐじと言い訳を続けておりました。 なんかその姿に呆れを通り越して憐れみを感じてしまいました。 結局、歩くには微妙に遠いあたりまでは乗せてやり、それで溜飲を下げたつもりでいたのですが・・・その後に人生に響くような事態に巻き込まれ、なんでこの時に関係を断っておかなかったのかと、深く後悔するような羽目に陥ったのでした。 以上がすなだるまの初ソープ体験当日における、一連の流れでありました。 そして蛇足というか後日譚。 Nに対する怒りも薄れれば、思い出されるのは〇〇〇〇さんとの甘美な時間です。 しかも当時は若さ溢るるすなだるま、3日も経てば性欲満タン。 財布の中身は寂しくとも、裏を返すのが漢というものではないですか。 いただいた名刺で出勤予定を確認し、予約のためにお店にコールします。 「あの、〇〇〇〇さんはこれから空いてます?」 「あー、〇〇〇〇さんは退店しましたね」 「え、早番上がり?」 「いえ、辞めました」 いや、本当に豪快なお人でした。 | |
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