タイトル | 他人の不幸はMITUの味(後編)…梅田慕情 |
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投稿者 | いぶしの銀ちゃん |
投稿日 | 2023年11月22日 |
『他人の不幸はMITUの味(後編)…梅田慕情』 はい!お待ちかねの後編ですよぉ…っていや誰も待ってないし、銀自身余りに前編コラムが昔すぎて、なんの事か忘れてもた(・∀・;) とにかく、ずーっと投稿の下書きに放置していたこちらのコラム…もう成仏させてやろうかと思い再びしたためてみました。 ちな、前編コラム『他人の不幸はMITUの味…再び』は2021年3月に執筆致しました…どんだけ昔やねん😅 改めて前編のコラムを読んでみたのですが、めっちゃ伏字にされててもう訳わかめ(死語)状態で思わず笑っちゃいました。 と、と、とにかく読みたい方もそうでない方も、何がなんでも前回の続きを語ろうと思います。 【前回までのあらすじ】 飛んで火に入る夏の虫ならぬ夏の銀。 唐突にかかってきた絵画販売勧誘である事は間違いのない電話口の女性に、声だけで恋をした気分になった若かりし頃のDT銀。 口車に乗せられたのではなく自分から口車に乗っていき、はるばる大阪へと足を運ぶ事になった純粋且つおバカなこの男の顛末はいかに! 🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃 JR大阪駅は今でこそ綺麗に改修されたが、その頃はどこかごちゃごちゃしていてナニワ特有の泥臭さのような独特な雰囲気があったと記憶する。 「嗚呼、神戸や三宮の雰囲気とはまた違うな…ちょっとコワイなぁ…」 おのぼりさん状態で、大阪駅の待ち合わせ場所に向かう銀…不安と意味のない期待で胸いっぱいである。 で、待ち合わせ場所に到着し、先日の電話の素敵な声から予想される女性像を探し求めていると… 『あの…銀さん(仮名)ですか?』 後半から可愛らしい素敵なお声が、まるで小鳥のさえずりのようにこちらの名前を呼んでいる… あっ∑(゚Д゚)…電話の声の主だ…間違いない…いやホント素敵な声色だな…さあ!振り向くぞ…いいな!その女性の声が聞こえる声の方向へ振り向くぞ! バクバクと心臓が飛び出しそう…いや実際飛び出したらえらいこっちゃだが…勢いよく声の方向へ‼︎ ……… …… …? 小鳥の囀り?…小鳥?…ワタシのコトリ⁇…どこ?てか… そこには女性用のスーツを纏ったずんぐりむっくりな小柄な女性がやや緊張した面持ちでこちらを眺めている… コトリ🦜というか…フ…フクロ…🦉いや!ダメダメ!そんな揶揄しちゃダメ‼︎ …大阪ってコワイ…いや、これはノコノコ大阪まで来た自分が悪いのだが。まだこの頃って“パネマジ”って言葉なんて知らないんだよなぁ。 「あ…あ、ここここんにちは」 それでもデート経験もない銀は待ち合わせ場所に女性がいるってだけで舞い上がっていた…どこか、このフクロ…いやフク🦉さんの良さを発見しようと躍起になりながら… 『わざわざ大阪まで来ていただいてありがとうございます😊では、行きましょうか?』 …愛想と声色はいいフク🦉さんは、新人感丸出しでいきなり本題へ突入、これはデートではなくアトリエだか何だかに連れて行かれるのだな?なんて咄嗟に予感する。 今だったら、そのまま振り切ってお口直しにセクに寄って帰ってくるとこだが、その当時はそのまま従い、大阪駅から歩いて10分もかからない場所にあるビルへと向かう。 そのビルは場所的にも一等地であり佇まいも結構立派だった。 まぁ、まだバブルの名残りがあった頃、その当時はそんな怪しい絵画販売でもそのクラスのビルで営業ってのは、そう珍しくなかったかもしれない。 そしてエロベーター…いや、その頃は純粋にエレベーターにフク🦉さんと一緒に乗り込みとあるアトリエと呼ばれる事務所の扉を開けると……… 結構広い間取りに、所狭しと面会テーブルが並び、銀と同じような気の弱そうな男性陣がズラッと席に着いている。 唾が飛んで来るのではないかと思うくらい熱弁をふるう若いスーツを着た男性やら女性やらに気弱男性達は気圧されている…このなんとも言えない活気というか熱気というか…なんかコワイ。 で、銀も唾が飛ぶ様に絵画の素晴らしさを伝えられ…でも銀は昔から頑固…それでも首を縦に振らずにいる… すると、新人のフク🦉さんから上司的な女性に交代し熱く熱く熱弁されるが…絵なんていらねぇ… ほぼ、軟禁状態…よくオレも耐えたな… と、ここでなんとフク🦉さんがヨヨヨと泣き出したのだ…それを見て上司女性が『こんな娘、泣かせるなんて薄情なっ‼︎』とこちらに怒りをぶつけてくる…もうオレが泣きそうだよ😭 で、結局閉店時間まで粘られたがずっとのらりくらりと断り続け、相手もようやく諦めた…てか、事務所の電気消されたんやけど(・∀・;) 外に出ると、すっかり辺りは暗くなり、5時間はゆうにこえる地獄は幕を閉じた。 で、この時にこんな思いをしたから、パネマジにも耐性がついた……訳ねぇ‼︎💢 とにかくフク🦉さんにはちゃんとした仕事に着いて欲しいな、なんてその当時思ってたオレ、真面目かっ。 …ということで、こちらの銀の不幸は蜜の味シリーズは銀が味わった不幸を皆様に笑っていただこうと情報局に入局させていただいた初期にしたためておりました。 いやぁ…他人の不幸ってほんとに面白いものですね♪ | |
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