ザ・グランツ(東京都港区/ラブホテル)の口コミ 2020/12/16 07:07 マーケンワンさん投稿

■ ザ・グランツ
  • 住所 東京都港区麻布十番2-21-3
  • 電話 03-3455-7770
    駐車場 なし
ザ・グランツ(港区/ラブホテル)の写真『昼の外観②』by マーケンワンザ・グランツ(港区/ラブホテル)の写真『夜の外観①』by マーケンワン
ホテル名ザ・グランツ
住所東京都港区麻布十番2-21-3
投稿者マーケンワン
投稿日2020年12月16日
■利用回数
初めて
■今回利用した部屋番号
301号室
■今回の利用時間と料金
ロングデイユース13200円(メンバーズカード提示により1000円引き+消費税)
■部屋のおしゃれさ
☆5
 … すごく綺麗でおしゃれ!オススメ!
■部屋の広さ
☆3
 … 2人でくつろげる程度の広さ
■浴室の大きさ
☆3
 … 2人で入れるくらいの広さかな
■(価格も含めた)総合満足度
☆3
 … 機会があればまた利用するかもしれない
■このホテルの良いところ(特筆すべき設備・備品など)
以前六本木によく利用するお店があった関係で、六本木のラブホテルは一通り利用して来ました。その中で「グランツ・カスカータ」という新しいお高めなホテルを無理して利用した際、次回から割引に使えるメンバーズカードを作って置いた事がありました。
今回のホテルはその本家。高級ホテルとして前々からその存在は知っておりましたが、いかんせん料金が高い為なかなか利用に踏み切れない状態。しかしながら、折角メンバーズカードを作った事、それから割とレポートが少ない港区のホテルの体験談を順調に上げてきている事、六本木、赤坂と来たらついでに麻布十番も、ということでまたまた無理して行ってまいりました。

ホテルの公式ホームページを見てみると、部屋のランクはAタイプ~Eタイプの5段階。最も安いのは、6000円(デイユース3時間の場合)のAタイプですが、Bタイプの部屋はそれより4000円高いにも関わらず全く同じ広さ。この事についてホテルに問い合わせてみると、AタイプとBタイプの部屋は広さ・設備共に全く同じで、Aタイプの部屋は1室しかない‘サービスルーム’という位置づけなのだそう。かといってBタイプの部屋も2室しか無いとの事で、なるべく予算を抑えたい自分としては厳しい状況であることが判明しました…

こちらのホテルの休憩は、3時間休憩の‘デイユース’と一般のラブホテルのサービスタイムに当たる‘ロングデイユース’とがあります。‘ロングデイユース’は4時から20時まで最大16時間の利用が可能。系列の「グランツ・カスカータ」は当然ながらロングの方が少々高いですが、本家「グランツ」は同じ料金。しかも休日割増は無し。
今回都合の良い事に、日曜の午前中という‘ロングデイユース’利用が満喫出来る最もお得感高めな機会に恵まれました。デイユースでの電話予約も可能で、それは何と当日の4時から受け付けてくれます。しかし、早い時間では宿泊のお客がまだ在室中なので、退室が期待出来そうな9時半頃に電話をしてみました。もちろん狙うはAタイプの部屋。果たして…
部屋は何とか確保出来ましたが、Cタイプの部屋になりました。宿泊は11時チェックアウトなので期待していたのですが、この日は殆どが14時チェックアウトの宿泊2部のお客様との事で、安めの部屋の確保は無理でした。ちょっと甘かったようです。まあ、Cタイプまでは想定していたので良しとしましょう。

場所は、麻布十番駅から徒歩1~2分の好立地。訪れたのは10時半頃。入口を入ると、照明の明かりを抑えた雰囲気のあるロビー。誰も見当たらないのでとても静かです。ロビーには、会談や待ち合わせに使用出来るベンチシート、自動演奏に対応したピアノ、奥にはミニバーが配置され、高級感を醸し出しています。
ちなみに、入ってすぐ左側に部屋選択の精算機があったので一応確認しましたが、使用不可となっていました。
フロントは対面式。応対してくれた、眼鏡を掛けた細身のお姉さんに電話予約の旨伝えます。念のため奇跡的に安めの部屋の空きが出ていないか確認しましたが、やはりそれは無く予定通りCタイプの部屋で確定。メンバーズカードを渡します。税抜き表示である事と元が高いのとで支払い額を見ると全く安く感じられませんが、休憩で1000円引きはありがたいです。料金を支払うとカードキーを渡されました。
公式ホームページに寄ると今回のCタイプの部屋は、A・Bタイプの部屋より一回り広めですが、ランクの高いD・Eタイプの部屋と広さの違いはさほどありません。ランクの高い部屋は何が違うのか受付のお姉さんに聞いてみると、ベッドの品質や、洗面台・浴室の広さや設備が違うなどと、具体的且つ丁寧に説明してくれて好印象。さすが高級ホテル、受付の方も違いますね。事前に電話で何度か問い合わせた事がありましたが、その時も丁寧な応対をしてくれました。
尚、デイユース利用での途中外出も当然可能ですが、こちらのホテルはカードキーをフロントに預ける必要がありません。知らなかったので最初は声を掛けてしまいましたが、カードキーさえ持っていればそのまま外出可能との事。受付係の方は通常は奥に待機しているスタイルなので、気兼ねなく外出出来ます。今回、麻布十番駅でお相手と待ち合わせという方法を取りましたが、その時やコンビニへの買出しの際など、気軽に外出出来るのでこの形式はありがたいですね。
アロマの香りがほのかに感じられるロビーを通り、エレベーターで当該部屋に向かいます。

カードキーを差し込むとランプが点灯。最初はタイミングがつかめずドア開けに失敗しましたが、2回目から慣れました。
扉を開けると、小ぢんまりとした玄関。消毒済みのスリッパと使い捨てのスリッパが2足ずつ用意されていました。内扉があり、その先に現れるのが水まわりスペース。明るい照明付きの大きな鏡に、ガラス製の洗面ボウルが目を引くきれいな洗面台。アメニティグッズの多さは圧巻です。
浴室は広さこそそれほどではありませんが、バブルバス&照明付きの浴槽に浴室テレビ装備の充実設備。シャワーもオーバーヘッドと打たせ湯がある多機能なもので、ボタンで出湯を操作する自分としては初めて目にするタイプのものでした。
奥の居室エリアは、ウッド調のアイボリーを貴重としたシックな内装。やや固めのソファーは他のホテルでは体験した事の無い座り心地の良さ。ベッドもマットレス部分が2重になっていて抜群の寝心地でした。
サービスとしてミネラルウォーターが2本、フロントへの注文でウェルカムドリンク(アルコール類を含む)が2本まで提供されます。
清掃はもちろんきれいにされていて、防音性も良好。テレビはもちろんVOD完備です。実利用時間は約9時間。お相手が帰った後の自分だけのホテル満喫タイムもかなりありましたが、全く退屈すること無く贅沢な時間を過ごす事が出来ました。

ホテルの形式上、‘じゃらん’等の予約サイトからも予約が可能となっていますが、デイユースの場合そちらは最大6時間で部屋もCタイプのみ。料金は同じなので、早い時間に直接来館して最大16時間利用可能な‘ロングデイユース’の利用をお勧めします。
前々から気になっていたホテルなので、やっと利用出来て感無量といったところです。当分こんな高級ホテルを利用することは無いでしょうが、満足度の高い良い利用体験となりました。
■このホテルの改善して欲しいところ
浴室にお風呂イスが無かったのは、ちょっと慣れませんでした。
料金がもう少し安いと利用しやすいですが、立地とホテルブランドもあるのでしょう。このままサービスの品質を落とさず、頑張って頂きたいものです。
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