ホテル苺 / 苺 GRANDE（東京都台東区/ラブホテル）の口コミ 2022/11/09 17:05 マーケンワンさん投稿

初めて

301号室（ホテル苺）

ショートタイム3時間3800円

 … おしゃれなほうだと思います

 … 2人でくつろげる程度の広さ

 … 2人で入れるくらいの広さかな

 … 今後も、たまに利用しようと思う

当該「ホテル苺」は、鶯谷を中心に展開する‘ホテルステーショングループ’のホテルです。以前は「ホテル苺」単独で営業していましたが、昨年の8月に隣接するホテルがリニューアルした事をきっかけにちょっと変わった形態になりました。
その隣接する棟は、「ニューしのぶ」→「サンモリッツレア」→「ホテルレア」と、早いサイクルで変遷。「サンモリッツレア」から同じホテルステーショングループの「ホテルレア」に変わった後、おそらく人員削減のためだと思いますが、１階部分を通り抜け出来るように改築してフロント機能は「ホテル苺」の方に集約、隣接する棟は「苺 GRANDE」としてリニューアルオープンしました。
大手ラブホテル掲載サイトがこのリニューアルした「苺 GRANDE」の情報のみをサイトにアップした事から、情報局のホテルリストでは元から存在した「ホテル苺」が「苺 GRANDE」にリニューアルしたと勘違いされたようで、元祖「ホテル苺」の存在が無くなってしまいました。しかしそれは間違った情報。事前の情報収集のため何度かホテルに問い合わせており、受付の方の説明では「ホテル苺」を本館とすると、「苺 GRANDE」は別館という感じになるそうです。
隣接する名前の違う系列ホテルが中で繋がっていて、受付は一か所という例は他にもあり、同グループで同じ鶯谷にある「ホテルステーション本店」と「ホテルステーション５」、池袋の「スカイラブ」・「スカイロード」・「ニュースカイ」などが挙げられます。この二つの例は、部屋の料金に幅はあっても同一の料金システムで運営されている為、それぞれ一つのホテルと見ても問題無いでしょう。
しかし当該ホテルはタイムテーブルも違うため、二つの料金システムが存在するというややこしい状況。間違ったホテル情報を修正したいところです。それを依頼するには、やはり両ホテルの料金システムを提示して単純なホテルでは無い事を証明しなくてはなりません。
ホームページは無いものの、「苺 GRANDE」の方は前述のラブホテル掲載サイトに料金システムが載っているので問題ありません。ちなみにこのサイトに割引クーポンがありますが、「苺 GRANDE」の部屋を選んだ時のみ適用になります。問題は情報の無い「ホテル苺」の方です。電話での質問だけでは十分な情報は得られないため利用を決意。候補に入っていたお店に丁度興味深い体験入店の子を見つけて予約、気合を入れて行って参りました。

場所はJR鶯谷駅から徒歩3分くらいのところにあります。訪れたのは、土曜日の13時半頃。一見すると、別々の入口があり掲出されている料金表も違うので、ホテル名の似た2軒の姉妹ホテルのように見えます。入館前にリニューアルした外観を撮影しましたが、面している路地が狭いため良い構図が取れず苦労しました。
今回の調査対象は「ホテル苺」の方ですが、敢えてリニューアルした「苺 GRANDE」の方から入ってみます。‘入口専用’と書かれた自動ドアを入ると、ロビー左側に部屋の数だけあるボタン式の選択パネルがありました。「苺 GRANDE」(6室)の部屋だけでは無く「ホテル苺」(8室)の部屋も選べるようになっています。この時空いていたのは6部屋ほど。パネルの向かいにフロントがありましたが、電話で聞いていた通り閉鎖されていました。「ホテル苺」のフロントはどうなっているのか、ここでは部屋を選ばず連絡通路を行ってみます。
途中段差を下りる場所があるなど、通路は思いのほか距離がありました。正面に見えるは、おばちゃんが見え隠れしている半目隠しフロント。こちらにも両ホテルの選択パネルがありましたので、連動しているようです。
今回利用するのは、「ホテル苺」のみに設定されている均一料金のショートタイム。休憩や宿泊は、広さは同じながらもどういう訳か上階の部屋が高く設定されているので、最安の均一料金で利用出来るのはお得です。パネルを見ると最上階の3階の部屋が空いていたので選択。フロントに移動し、支払いの前におばちゃんに料金システムの事で質問するも的を得ておらず期待外れでしたが、元気さと愛想はありました。料金を支払って鍵を受け取り、エレベーターで部屋に向かいます。

部屋の扉を開けると小ぢんまりとした玄関があり、内扉の奥が居室となっています。グループホテルの中ではリーズナブルなタイプに当たるので期待していませんでしたが、思っていたよりも広さはありました。えんじ色と薄紺色の二色をメインとした落ち着ける雰囲気の部屋です。
水まわりは標準サイズですが、浴槽はバブルバス機能付き。アメニティも豊富です。
ホテルグループ共通、充実のサービスドリンクですが、こちらは4本。Wi-Fiも完備です。そしてついに、VOD(ビデオオンデマンド)が導入されました。マスコットキャラクターのウグメロちゃんが案内するホテル紹介の動画が無くなってしまったのは残念ですが、ホーム画面で姿が見られます。
ステーショングループのホテルは個人的に気に入っていて過去に何度も利用していますが、不思議と設備以上の満足感があります。今回も清掃のきれいに行われている部屋で、快適に過ごす事が出来ました。

ショートタイムというと一般的には2時間が多いですが、こちらは3時間。更に均一料金で休日割増はありません。「ホテル苺」のみの適用となりますが、かなりお得感があると思います。「苺 GRANDE」を利用する場合は、ラブホテル掲載サイトの割引クーポンが使えますので提示すると良いでしょう。
休憩でも途中外出が可能なので、使い勝手も良いです。今回、珍しいタイプのホテルになった事から調査目的で利用してみましたが、他のグループホテル同様満足感の高い利用体験となりました。
尚、この利用で何とか料金システムをまとめて報告し、この体験談を投稿する前にホテル情報を修正して頂いております。ご興味のある方は、ご参照ください。

料金システムを調査する際、部屋のインフォメーションを当てにしていたのですが、中に料金表の類が何もありませんでした。仕方が無いので内線で不明な部分を聞きましたが、受付のおばちゃんは愛想と調子だけはいいものの非協力的で電話越しに早く切りたがっているのが分かりました。選択パネルに表示されている料金をメモするなどして何とかまとめましたが、インフォメーションは部屋に常備しておいて欲しいです。
それから、ステーショングループのホテルは退出時に次回に使える割引券がもらえるのですが、それがありませんでした。聞いてみると、もう配布していないのだそう。がっかりするので、復活して欲しいですね。