タイトル | 「神」対応の店 その2 |
---|---|
投稿者 | カピ45 |
投稿日 | 2016年03月05日 |
『「神」対応の店 その2』 今でも足繁く通うあるソープに、最初に行った時の事でした。私が行くくらいですから、当然リーズナブルな店です。 前日から予約可能のシステムでしたので、あらかじめネットでよさげな嬢をチョイスして予約を済ませました。正直、その時の対応の印象は残っていません。可もなく不可もなくといったところだったのでしょう。 そして翌日。どこの店でもそうですが、だいたい1時間前に確認電話を入れるようになっています。 「○○さんで予約したカピですが」 「カピ様、ご確認ありがとうございます。せっかくお電話いただいたところ申し訳ないのですが、○○さんお休みになってしまいまして…」 よくある、いやよくあっては困るのですが、当欠ですね。初めて行くのになんだかなあ。 しかもたまたまですが、この日は自力で移動していたので、もう店の近くまで着いていました。 それを言おうとした矢先に、向うから 「もう近くまでお越しですよね。もしよろしければ、店まで来ていただければすぐにご案内できる子もいますので、お越しいただけないでしょうか」 と。実際にされたことはありませんが、ソープには昔からの悪しく習慣として「振替え」というのが存在していることは知っていました。それは、「釣り」となる女性の在籍をうたって、実際に店に来るとなんだかんだと理由を付けて別の女性に入らせるというものでした。 一瞬これかな、とも頭をよぎりましたが、よくよく考えたらそこは店ランク的にかなり安い店です。しかも最初に指名した嬢は、チョットお姉さんというシブめのチョイスですから、釣りということもないでしょう。 「ぜひ、ぜひ」 という電話口での店員の熱心さにつられ、そのまま行ってみることにしました。 朝イチの時間帯だったということもあってか、店頭には誰もいませんでした。店に入るなり、まず 「カピ様、お待ちしておりました。本日は誠に申し訳ありませんでした」 と、中年の店員が出迎えてくれました。 フムフム、丁寧なのはイイことです。で、どんな嬢をおすすめしてくれるのかな。 カウンターに並んだ何枚かの写真のうち、1枚を示しました。ナカナカのルックスです。 「この子はかなりキレイですよ」 まあこの価格帯の店だったら、問題ないでしょう。 「この子は慣れているの?サービス良い子がいいのだけれども」 「それでしたら、むしろこちらの子をおすすめします。サービスや気遣いは間違いありませんよ」 と別に示された嬢は、見た目もジミめ年齢もやや上でしょうか。せっかくの勧めだったので、信じて入ってみることにしました。 結果…とてもイイ子でした。たしかにチョットお姉さんでしたが、話しやすくて良い意味でのベテランぶりを発揮していただけたのです。 上りの時に店員がチョット心配そうな顔で、 「今日の子はいかがでしたか?」 と聞かれたので、十分楽しめたと答えました。向うから話しかけてくれたので、ついでに最初指名した嬢がどんな子だかと聞いてみました。 「○○さんは、ウチに来る前は××(店名)でずっとランカーだったんですよ。人気ありますね」 とのことでした。 嬢の都合でドタキャンは残念ですが、それを店側としてフォローするという姿勢は、またこの店に来ようと思わせるのには十分でした。 運命とは不思議なものです。最初にドタされた○○さんにその後リベンジすることになったのですが、彼女は私にとってと長年通うオキニとなったのです。 初回の確認電話で、もし店員に木で鼻を括ったような態度で応対されたたら、二度と行くことはなかったでしょう。 「どうか店まで来てください」 嬢が休んでも、この一言が言えないところが何と多いことでしょうか。 雨降って地固まる。ミスはミスとしてそれを取り返すべく努力をしてくれたからこそ、私も初志貫徹しようという気になり、○○さんに出会うことができたのです。 彼女との相性の良さを感じる時には、この最初のドタと誠実な店員の対応があったからこそだと、しみじみと感謝します。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(26件中、最新3件)