タイトル | 羊頭狗肉の店 |
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投稿者 | カピ45 |
投稿日 | 2016年03月25日 |
『羊頭狗肉の店』 羊頭狗肉(ようとうくにく)。この故事成語の意味は、皆様ご承知の通り「見かけ倒しのこと。宣伝と内容が一致しない事」という意味です。 先日、コレを地で行くヒドい店に遭遇したので、ご紹介します。 さる地方へ出かける機会があったのですが、その先には日本でも有数のソープ密集地帯があります。 スゴイ大昔に立ち寄って街並みを眺めはしましたが、実際に遊んだことはなかったのでとても楽しみにしていて、風俗サイトで念入りなリサーチを重ねていました。 すると、ある店のHPにあった一文、「当店では…オープンスタイルを採用しています」が目に飛び込んできました。 オープンスタイル、ご存知でしょうか?いわゆる顔見せのことです。 関東圏ですと、新宿と川崎の高級店でしか実施していないシステムですが、待合室に嬢が現れて実際に見て選べるというものです。 大いに興味がありながらも、高級店でナカナカ遊べる身分でもありませんので、憧れをいだいていました。 それがこの店ですと、吉原的換算だと格安店の部類に入る店で実施しているというのです。 モチロン、かの地の大本命としました。 そして前日。近くに泊まっていましたので、店に確認の電話をしました。 「はい、○○(店名)です」 「あのー、そちらの店でオープンスタイルで遊びたいのですが」 「あー、あちらはですね。待機の女の子が3人いないと出来ないのですよ」 「そうなんですか。明日の午前中に行く予定なのですが、出来そうですかね」 「こればっかりは当日の状況なので、何とも言えません」 てなやり取りをしまして、実際にこういったシステムを実施していることは確認できました。 そして翌日。午前中でも3人以上の嬢が出勤していることは分かっていました。この店はHPで待ち時間が分かるようになっているので、地下鉄駅からの道すがらチェックしてみます。2人待機中、1人が30分程度の待ちと表示されています。 よし、これならいけると、午前中の人通りが少ないソープ街をブラブラとさ迷い、店の場所のチェックがてら待ちの雰囲気を楽しみます。 当然、アチコチの店から 「どうぞ、すぐ入れますよ」 などと声が掛かりますが、これから起こる憧れの出来事に上の空です。 やがて、店のHP上で3人が待機中と表示されました。少し時間の余裕を持ってイザ突撃です。 「いらっしゃいませ」 カウンターの内側と、上がったところの2人の店員に出迎えられました。 「予約していないのですが」 「はい、大丈夫ですよ。どうぞどうぞ」 奥に案内しようとするのを制止して、 「オープンスタイルできますか?」 と直球で聞きます。だって、これが目的ですもの。ところが、 「あちらは3人以上になります」 「3人待機ならってことですよね。今そうなっていませんか?」 「いや、それもそうなのですが、お客さんが3人以上で来店されるとできるシステムです」 ナニソレ??? 店のHPにも(店のHPには待機3人以上の事も書いていません)、昨晩の電話でも一言もそんな事を言っていませんでした。 「お写真から選べますから」 そう促す店員を、 「結構です」 と振り切り、足早に店を後にしたのでした。 いやあ、しかし誇大広告とはこういう事をいうのですね。 あのシステムに惹かれて遊びに行こうという客は大勢いるハズですが、実際行ってみたらこのていたらく。 諦めて何割かの客は写真指名で遊ぶかもしれませんが、私はこんな不誠実な店で遊びたくありません。 カラ在籍を振り返る店、ネットで拾ってきた画像をHPに載せる店、いろんな羊頭狗肉的店はあると思いますが、まさかシステム面で釣られるとは思ってもみませんでした。 まあ、スケベ心丸出しなのが悪いのですけどもね(笑) | |
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