今年思い出に残った嬢 - カピ４５の風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

体験談に書けないような話題なので、こちらで紹介させていただきます。

年の瀬を迎え今年一年を振り返ると、いったい何回遊びに行って、何人の嬢と巡り合ったのでしょうか。（ホントはちゃんとカウントしていますが、恥ずかしいらナイショ・笑）

一度きりだったり、裏を返したり、数年来のなじみ嬢。思い浮かべたくもないよう悲惨な体験から、いまでもオカズにしてしまうような目くるめく出来事と、いろんなことがありました。
そんな中で、とても印象に残る嬢がいました。

あるソープで出会った彼女は、年齢はやや高めですが、美人ですべすべの色白肌。頭の回転が速く、出会ってすぐに意気投合しました。あっちの方も、お互いとても相性が良いと感じました。
初回でメアドの交換をしたら、部屋を出てすぐにお礼メールを送ってくれました。

まもなく姫予約で裏を返しましたが、店的には着用なのですが、流れで当然のようにナシでの○○でした。
エッチだけでなく話もとても盛り上がり、なんだか話し足りないねって言ったら、向うから

「じゃあ、こんどお茶でもしましょう」

と言い出してきました。

実は、初回から結構お互いのプライベートな事情にまで話が及び、ある必要があって昼職のかたわら、休みの日だけ出勤していることを聞いていました。ですので、どちらかの仕事帰りにでもちょっと会えればいいなあ、くらいに思っていました。

そのあとメールで、いつにする？なんてやり取りをしているうちに、

「せっかくだから、ゆっくりと時間を取ってデートしたい」

と。でも彼女、昼職とソープの掛け持ちで、休みというものがないのも知っていました。すると、なんと本来ソープに出勤する日を休みにしてくれたのです。
店のHPを見ると、本当に出勤予定になっていた日が消えています。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、ソープではトリプルとかの枠を取ると、外出できる店もあります。その場合、格安店であったとしても１０万近く、高級店だったらその数倍になる金額がかかります。
でも、今回はもちろん店を通しての話ではありません。しかも、彼女には稼がなければならない事情があるのに、１日店を休めば数万円の損失になってしまいます。
そんな事情を理解しながらも、資力のない私は彼女の言葉に甘えてしまいました。

そして、デートの日がやってきました。
ある繁華街に昼に待ち合わせをして、食事をしながらそのあとの予定を決めようということになりました。
ちゃんと時間通りにやってきました。当然ですが店での衣装ではなく、年相応の落ち着いた私服姿でした。
私の知っている店（大衆的なレストランです）に連れてゆくと、

「ああ、人に作ってもらったごはんって美味しい」

と、特別高級な料理でもないのに、とても喜んでくれました。

電車で移動して遊園地に行こうということになりましたが、あいにく現地に着いたころには雨が降り出してきてしまいました。
遊園地には入らず、近くを歩いてみることにしました。お互い傘は持って来ていたのに、彼女は私の差す傘に一緒に入り、身を寄せてぎゅっと手を握りしめてきました。しばらく歩きながら、これまで大変だった道のりを語ってくれました。
そのあと商業施設に入り、展覧会を見たりスイーツを食べたりして過ごしましたが、いいよと言うのに入場券を二人分買ってくれたり。そして夕方になって、駅まで送って別れました。

その後店に数回通いました。当初の予告とおり期間限定のソープ勤めだったので、これが会うのも最後になるだろうという日には、プレゼントにメッセージカードを添えて持参しました。
そしてその日の夜、カードを読んだ彼女から

「とても感動しました。ありがとう」

とメールが来ました。

その後、彼女とどうなったかって？どうもなりません。それっきりです。
もちろん、私としてはエッチなしでも友人として会いたいという気がないでもありませんでした。好意以上のものを感じていましたから。（男なら、きっとみんなそうですよね・笑）
でも、目的を達成して卒業した彼女にとって、なんらメリットがあるわけありません。結局はどんなにあがいても「風俗嬢」と「客」の関係でしかなかったのです。
そう考えたら、私もこれ以上追いかけることはできませんでした。

そう、きっとあの日は、私と会いたかったのではなく、自分自身でオフの日を買い取ったようなものだったのでしょう。それでも、私にとっても素敵なプレゼントでした。

ちゃんとした目標があっての一時的な風俗勤め。とってもカッコよくて、本当にイイ女でした。いまでも時々、雨の中握り合っていた手のぬくもりを思い出します。

もう会うことはないと思いますが、笑顔で幸せに過ごしてほしいと祈るばかりです。

（あるユーザーの方が、一年を振り返って高級店で散財したとの体験談を投稿されていました。それに刺激されて私の本年を振り返り、昼休みに一気に書いてしまいました・笑）