タイトル | 金津園に「泊まり」で過ごした一夜 |
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投稿者 | カピ45 |
投稿日 | 2016年01月31日 |
『金津園に「泊まり」で過ごした一夜』 金津園の超有名店の超有名嬢に登楼されたというユーザー様の体験談を、指をくわえてウラヤマシク読んでいるうちに思い出した話です。 それは、まだまだ世の中に現在ほどネットが普及していない時代の出来事でした。 日本には有名なソープ街がいくつかありますね。 テレビで見ていた「た○ちゃんマンのうた」に出てくる 今日は吉原、堀之内~♪ 中洲、すすきの、ニューヨーク~♪ 最後の都市以外が、まさかそうだったとは純情なあのころには想像もつきませんでした。大人になって、全部行ってみたほうがビックリですか(笑) 他にも、雄琴、福原などがありますが、関東圏に住んでいるとそれって何県のドコにあるの?って思いませんでしたか? こんどのお話に出て来る金津園(かなづえんと読むらしい)もそうでした。正解は、岐阜駅南口から歩いて数分の地区に固まっているソープ街ですが、おそらく50店以上がひしめき合っていると思います。 十数年前、たまたま岐阜へゆく用事ができました。その頃は、そろそろ「る○ぶ」などのネットの旅行サイトができはじめていて(それ以前の旅行は、「全国ビジネスホテルガイド」とかいう本を見で電話予約したり、現地へ着いてから電話帳で探したりしていたんですよ)、そこから何も考えずに駅近くで安い宿に予約を入れたのでした。 そして岐阜駅に降り立って、あらかじめプリントアウトしてきた地図を片手に(やはりこの当時は、モバイルで地図を見るという習慣がなかったので)、電車の高架線沿いにテクテク歩いて目指したのでした。 たどり着いたのは、住宅地の真っ只中のちょっと分かりずらい、普通の民家風の建物でした。旅館とは言いながら、まあ民宿みたいなものですね。 入ろうとして、ふと玄関の入り口を見ると、 「当館は、たとえご夫婦であっても男女の宿泊はお断りしています」 との看板が脇に掲げてあります。変なこと書いてあるなあと思いながらも、私には関係ないことなのでスルーしました。 人の良さそうな女将さんが出て来て、なにかと親切にしてくれました。 でも室内は昭和レトロを地で行く古いもので、もちろん和室。トイレ、風呂は共同です。トイレなんか和式でタイル張りだったのをよく覚えています(笑)風呂は1人しか入れないので、入浴したい時間に申し出てくれとのことでした。 旅装を解いて一服し、外に食事に出ることにしました。そこで気づいてしまったのです。宿を出たとたん、日が落ちた街にこうこうと灯るネオン。 ハイ、お分かりになりましたね、金津園のソープ街まっただなかにあった旅館だったのです。おおー、ここがそうだったのかとようやく気が付いた次第です(笑) 健全営業をしている宿としては、連れ込み代わりに使われてはたまらないので、あのような看板を出していたのでしょうね。 じゃあそのあと、自分自身の若さゆえの過ちをしてしまったかといえば…あたりを見学しただけで、食事だけして帰ってきました。ナゼか? これまたネット普及以前のソープは、総額が分からなかったのですよ。入り口に「入浴料」しか表示していないものですから、チキンな私は店の中まで行って店員に聞くということができなかったのです。 大いに興味はあったのですけどもね(笑) トボトボと旅館に帰った私に、女将さんがニッコリと出迎えてくれ 「お帰りなさい。お風呂はどうされますか、もう入って来られた?」 と聞かれたので、真に受けて、 「あっ、これから入ります」 と答えましたが、まだ坊やだった私は後になってその言葉のウラの意味を理解したのでした…。まさに歓楽街にある旅館ならではの一言でした(笑) まだあそこ、営業しているのかなあ。 意味深なタイトルですみません。でも、ウソはついておりませんので(笑) | |
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