HOTEL GARDEN（埼玉県戸田市/ラブホテル）の口コミ一覧

こちらのホテル、検索を掛けても何も出てこず、ラブホテル掲載サイトにも載っていない情報皆無のホテルでした。仕事でこの辺りをたまに通るので存在は知っていたのですが、後から掲載されていない事に気付き、写真を添えて新着ホテルとして報告いたしました。それが3年ほど前の事。 その時は、他のユーザーの方が写真を追加したり体験談を上げたりしてくれるのでは、と期待していたのですが、いつになっても情報の追加無し。 都心近郊では珍しいコテージタイプだし、なにより自分が気になる情報の無いホテルという事で、これはもう自分で行くしかないと思い利用を決意。しかしながら電話で問い合わせてみると、新型コロナの影響で警察の指導が入り、後から女性を呼ぶ事が出来なくなったとの事。駅からも遠いし自分にとってはハードルの高いホテルとなってしまいましたが、何とか都合を付けて突撃いたしました。 場所は、新大宮バイパスの美女木交差点近く。首都高では浦和南ICが近いです。が、自分は車を持っていないのでJR埼京線・北戸田駅から相手と待ち合わせてタクシーで向かいました。(所要約10分・料金1400円) 訪れたのは、日曜日の19時頃。調べてみると、昔は「荒川旅荘」という名のモーテルだったようで、門を入ると敷地内に小ぢんまりとした客室の棟が配置されていて、きれいに剪定された松が印象的なレトロな雰囲気があります。 3時間休憩の場合、料金は4000円の部屋と5000円の部屋があるのですが、設備や広さでは無く、古い棟かリニューアルされた新しい棟かで料金が違うという事を、事前の電話で確認していました。奥にある棟がリニューアル済みと聞いていたので見てみると、確かに壁が白くて新しそうですが手前にある棟に比べると狭そうな感じ。入ってから後悔するのは嫌なので入口近くのフロント棟に声を掛けました。 出てきてくれたオーナーらしき年配の男性によると、広さの違いはあまり無いとの事。やはりお勧めは新しい棟のようです。こちらの方、電話の時も何度か応対して頂きましたが、質問には確実に答えてくれて紳士的な良い印象です。部屋のタイプは和室と洋室があり、今回は一番奥左側の洋室の棟に入る事にしました。 扉には、ルームナンバー、「洋室」、料金表の表示。鍵は掛かっておらず、そのまま部屋に入ります。というか、鍵の授受はありません。 小さめの玄関があり、その奥がすぐに部屋という構造になっていましたが、リニューアルしただけあってさすがにきれいです。思ったほど狭くは無く、十分な広さでした。フローリングの床に白い壁、黒のソファーとテーブルがちょっとの高級感を加えるシックな感じの印象。ある意味殺風景ですが、落ち着ける内装だと思います。 浴室は洗い場こそやや狭いですが、浴槽は広くゆったりとくつろげます。 ホテルのリニューアルの場合、一部新調しきれず昔のままになっている事がありますが、ほぼフルリニューアルでした。清掃もきれいにされており、新しい部屋で快適に過ごすことが出来ました。 料金の支払いは、休憩利用の場合退出時に行うシステム。ここだけは昔のままになっていた、ある意味貴重な‘黒電話’から退出の旨伝えると係りの方が部屋まで取りに来てくれます。ちなみに、宿泊利用の場合は先払いだそうです。 帰りは、徒歩4分のところにあるバス停から路線バスで武蔵浦和駅に出ました。 料金システムとしては、サービスタイムが平日のみである事以外、休憩・宿泊共に同一料金。休憩でも外出可能なので使い勝手は良いと思います。フードメニューはありませんが、すぐ近くにコンビニがあるので便利です。 都心近郊で、今時珍しい昔のコテージタイプのホテル。情報が無く気になっていましたし、支払い方法も含めて良い利用体験が出来たと思います。 休憩4000円のリニューアルされていない昔のままの部屋がどうなっているのかちょっと気になるところです。